かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

かっぱらぱ編集室 ご挨拶

2008-04-08 13:09:40 | かっぱらぱ編集室

かっぱらぱ編集室を開いて、11年目に入りました。
参加してくれている子どもたちに支えられながら、
何とかがんばっているという感じです。

かっぱら広場に来てくれる講師の方から、
「かっぱら広場へ来る子どもたちは、
順番を守ってみんな楽しそうに活動に参加している」
と話を聞きます。
他の地域では、工作などの材料を我先にと自分のものにして、
もめたあげく結果的に作品ができあがらない…
という話しもあるそうです。
その点、興津の子どもたちは、
小さい子を優先させてあげ、順番を守るなど、
大人があれこれ言わなくても自然にできているように思います。
それもこれも、
実は広場を始めた当初から、
編集室に来ている子どもたちが暗黙のうちに
広場のルールを作ってきていたからです。
オモチャを大切にすることや、
私たち大人のスタッフが困っていると
率先して手伝ってくれたりなど、
そんな様子を見て、
広場にだけ通ってくる子どもたちがそれをモデルとして行動し、
秩序ある子どもたちの世界がつくられているのだと思います。

編集室の活動でも、
勉強タイムに大幅に他の人を困らせる子どもはいません。
入会して間もない頃には私に挑戦してくる子どももいますが、
すぐにその必要がないことを理解し、
みんなと楽しく過ごせるようになっていきます。

今、学校や家庭を取り巻くいろいろな問題が起きていますが、
異年齢の中でゆとりのある時間を過ごせることは、
子どもたちの成長にとってとても意味のあることだと
私は感じています。

さて、
今後この活動をどこまで続けていけるか
正直なところわかりませんが、
子どもたちがかっぱらを必要としてくれている間は、
何とかがんばっていこうと思っています。

どうぞ今後とも、
活動に対するご理解ご協力をお願い致します。

かっぱらぱ編集室 編集長 川島

かっぱらぱ編集室ホームページ
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kappara/

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする