講座のようす
昨年の年度末の3月に、プレ実践心理学講座を行い
どんな人たちが来るか、どんなニーズがあるかを確かめた上で、
今年度の「子どもと関わる人のための実践心理学講座」をスタートさせました。
月1回、年間12回を予定していて、
認知行動療法や家族療法、交流分析、ストレスマネジメント、
発達障害の知識や対応の仕方等、
支援者として必要な知識と技術を身につけていく内容にしています。
…と言うと偉そうなのですが、
本を正せば、自分がスクールカウンセラーとして仕事を始めて10年、
本当にわからないことだらけでいろいろなことに悩んできました。
以前、県の助成金をいただいてつくった子どもの居場所の作り方の冊子
「かっぱらぱ編集室はいつもにぎやか」と同様、
10年かかることを1年で教えてもらえれば
残りの9年はさらに先に進めるのではという思いから、
私自身の知識と経験をお話しして、
それをヒントにその人なりに自分のやり方を
見つけていってもらえたらいいな~と考えています。
今回は、交流分析の中のエゴグラムを使って自己分析し、
それを面接場面等でとのように活用していったらいいかを
お話ししました。
自分を客観視できるようにと、面接の実習も入れました。
2時間半の長丁場でしたが、皆さん真剣に聞いていてくれて、
手応えはばっちり。
終わった後にホッとしていたら、
スタッフに「顔がゆるんでるね~」と指摘されてしまいました(笑)。
いやいや思いのほか、緊張しました。
次回もがんばらねば(^^)。