かっぱら広場での、子どもの作品
先日、仕事の帰りに下校途中の男子中学生が、一生懸命手を振っているに出会いました。
誰に手を振っているのか、その先を見てみたら、以前仕事で関わっていた男の子でした。
ニコニコ笑っているそのようすに、彼は今とっても安心して、幸せに過ごせていると感じました。
小学校時代の彼は、クラスのみんなについていくのに、毎日がとても大変だったのだと思います。
担任の先生もクラスメートもとても優しい人たちでした。
しかし、勉強そのものが、生活そのものが、彼にとっては大変だったのだと思います。
中学からはみんなと離れて他校の支援学級を選択しましたが、その後どうしているか心配でもありました。
そんな中で、久しぶりに彼を見て、その笑顔に、自分にあった生活が送れているんだな…と安心しました。
誰もが勉強して進学しなければならないと思われている昨今、それぞれの能力にあった道を選択できるようにしていってあげることも、その子の将来にとってとても大切ではないかと改めて感じました。