一日児童館「かっぱら広場」にて
プラレールは子どもたちのとって大人気。
自分たちの創りだした世界をどんどん広げていきます。
■子どもに過干渉になるのは、自身の不安の表れです
今回の新型コロナウイルスについては、世界的に大きな脅威となっていて、
テレビやネットでは、毎日不安を喚起するような映像が流れ、
外出もままならない状況になっています。
このようなコントロール不能な状況は、
人の心に大きなストレスを生み出します。
そんな時、本来なら学校に行って勉強をしているはずの我が子が
目の前でテレビやYouTubeを見ていたりゲームをしていたら
とたんに「このままでいいんだろうか」という不安が頭をよぎり、
「なぜ学校の時間なのに勉強をしないの」
「なぜ、言うことがきけないの」と
コントロールできないことへの不安や怒りの矛先を子どもに向けてしまいます。
■今は大災害の真っ最中
子どもにしたらたまったものではありません。
子どもも同じように、いやそれ以上に不安な中で過ごしています。
もし、これが目に見える災害で、被災地に親子でいるとしたら子どもに勉強を強要しますか。
イライラしている自分に気がついたとき、
不安になっている自分に気がついたとき、
子どもに「勉強しなくていいの!」と言いたくなったとき、
ちょっと立ち止まって、台所にお水を飲みにいったり、外の空気を吸いにいきましょう。
そして、自分自身に「今イライラしていないか」「不安になっていないか」を問うてみましょう。
不安は人から正常な判断を奪っていきます。
子どもの行動を修正していくためには、
ゲームやYouTube以上に、勉強がおもしろい、ネット以外の遊びがおもしろいと感じられるように
大人が導いていってあげなければなりません。
自分の不安に負けないで、子どもの心を守っていってあげましょう。