かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

楽しい一コマ

2012-05-28 01:11:17 | つれづれ

 緑が生き生きしています

先日、仕事で小学校に行ったときのことです。

その学校では、雨の日の休み時間には、支援教室を一般の子どもたちに開放しています。
丁度、私が支援学級を見学しているときに休み時間になりました。
外は雨です。

ダダダダダ…と、5年生の男の子たちが支援学級にやってきました。
みんなワイワイガヤガヤ大騒ぎです。
しばらくすると数人の男の子たちが、そこにあった大きなサイコロのようなものを重ね始めました。
発泡スチロールより少し硬くて重いようなもので、
男の子たちは、みんなで協力しながら、どんどん積み上げていきました。

もうすぐ天井につきそうなほど高く積み上がると、
バランスが崩れてみんなの上に倒れてきます。
みんなは、ワーッと言いながら頭を隠して何とかぶつからないようにするのですが、
中には油断している子もいたりして…。
あたると結構痛いようで、しばらく頭を押さえていますが、
苦笑いしながらまた積み上げ作業に加わっていきます。

それを何度も何度も休み時間の間中、狭い教室の片隅で続けています。
天井まで積み上がると、何かすごい達成感を得た感じでみんなの歓声が広がります。
何だかそこにいる子どもたちみんなが、一体感を感じているような空気感。
倒れるとまたワーッと声が上がり、笑いが起こります。

同じ部屋では、オセロをやったり将棋をやったりしている子どもたちもいました。
別のことをやっていても、同じ空間でその空気を感じているようす。

私はたまたまそこに居合わせたのですが、
子どもたちの嬉々としたようすに、何だかこちらまでうれしくなってしまいました。

その遊びには、支援教室にいる子どもたちも加わっているのですが、
もちろん、5年生の男の子たちは、その子どもたちのことも優しくサポートしてあげています。

休み時間が終わる鐘の音がすると、バタバタと道具を片づけて、子どもたちは教室へと帰っていきました。
子どもたちの遊びって、本来はこんなものなんでしょうね。
そこに意味なんていらない。
ただ楽しければいい。
でも、そんな中で社会性やコミュニケーション学んでいるのだと思います。
遊びの力はすごいな~。

何とも清々しい気分にさせてもらいました(^^)。

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