かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

不登校のきみへ⑥ 家でやってみて欲しいこと

2019-05-13 19:20:51 | 不登校のきみへ

今日は、1日中パソコンに向かっています。

もう少し、頑張って書き進めるね。

今回は、少し無理なことを書いているかもしれない。

できる人は、挑戦してみてね。

無理だと思った人は、心の片隅に止めておいて、できそうだと思えたときに始めてみてね。

 

 

さて、家にいて何をしたら良いのかというと、

「自分の好きなこと、やってみたいことをとことん考えてみて欲しい。」

 

「それができれば苦労しない」と言いたいところだろうけど、

そこをあえて頑張ってもらいたい。

 

将来のことを考えようとすると(きっかけ・行動)

「不安反応」が起きてくるから考えないようにしてしまう(不安からの回避・安心が報酬になる)

という行動パターンになってしまっているところを、あえて「不安」に向きあってみて欲しい。

 

 

そもそも15年間スクールカウンセラーの仕事をしてきて思うことは、

学校にいけなかった人でも立派な大人になっている人はたくさんいるっていうこと。

(「立派な大人」という定義が今ひとつ曖昧だけど…)

 

学校で学べることはたくさあるし、学校に行ければそれに越したことはないけれど、

学校はあくまでもきみの人生にとっての通過点で、学校に行くことが目標ではないはず。

今は、学校に行けないまま中学を卒業しても、受け入れてくれる高校はたくさんあるし、

高校に行けなくても勉強さえしっかりしていれば大検を受けて大学に行くことも可能なんだよ。

今はその気になれば、ネットで勉強できる場もたくさんあるんだ。

 

大切なのは「きみは、きみの人生で何をやりたいのか」ということなんだ。

すぐに答えなんか出ないと思う。

でも、考えることは必要だし、大切だと思う。

 

先が見えないことを考えることは苦しいけど、

気にしないようにしていると時間ばかりが経っていってしまう。

時間が経つということは、歳を取るということ。

歳をとれば、考えることがますます苦しくなっていってしまうよ。

 

「将来何がやりたいのかな~」

「自分はどんなことが好きで、どんなことに興味があるのかな~」

と気にしている内に、何かきみのアンテナに引っかかってくるものがあるかもしれない。

 

学校に行けていた頃、やってみたかったこと、やっていると楽しかったことをもう一度思い出して欲しい。

 

今、勉強することや将来のことを考えると不安反応(ストレス反応)が起きてきて苦しくなるかもしれないけど、

深呼吸をしたり、冷たいお水を飲んでみたりしながら、自分をコントロールしてみて欲しい。

「不安反応」は実はいつまでも続くものではなくて、それが驚異ではないと分かると数分後にすーっと収まってくるんだ。

挑戦してみて、感じてみて欲しい。

 

人の人生は、自分が思った方向に進んでいくんだよ。

不安になれば不安な方向に、夢を持てば夢見る方向に進んでいくんだ。

嘘だと思うなら、試してみてごらん。(^^)

1年後、3年後、5年後、10年後のきみが、

しっかりとした人生を生きている姿をできるだけ具体的に想像してみてね。

きっと、思った自分になっているよ。

今は苦しいけど、未来の自分探しを忘れないでね。

 

次は、今できる小さな行動について書くね。

 

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