今日は中学3年生を対象に、
『受験のためのストレスマネジメント講座』を行いました。
私が中学生だった頃には、
将来「海洋学者になりたい…」という夢があり、
それに向けて、高校受験のための勉強を
ただひたすらに、がむしゃらにがんばっていた…
という思い出があります。
しかし、今の子どもたちは
先のことが考えられないでいる…ような感じがします。
やりたいことが見つけられないでいる子が多く、
何を目標に進学したらいいのか分からず、
親の言うまま、自分の成績でとりあえず入れそうなところに行けばいい
と考えている子が少なくないのではないかと思います。
初めストレスの対処法を話しているときには、
子どもたちの手応えがあまり感じられませんでしたが、
後半、「将来の夢や目標を持つことが大切だ。
そのために、今真剣に自分と向き合うことが必要だ」
と将来について話をし出すと、
子どもたちの顔に真剣さが見えてきました。
中学を卒業すれば、あっという間に大人になっていきます。
なんとかなるさと生きてきた若者たちが、
学校を卒業後、就職の壁を前にしてたくさんの挫折を味わっています。
その時初めて、「もっとあ~しとけば良かった」「こ~しとけば良かった」と気づくのですが、
中学生の今なら、まだまだ考える時間があります。
先の見えない不安から目を背けないで、
今できることを一生懸命にやっていれば、
必ず先が拓けてくる。
ガンバレ!受験生…
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