難民問題と言えば、イタリアではシチリア近海に漂着するアフリカからの人々であったり、またはバリなど南部の港町に押し寄せる旧ユーゴ方面からの人々のようです。この記事からはドイツや英国などのような中東からの難民問題はイタリアではあるのかどうかわかりません。以下のニュースはフェッラーラというイタリア北部の小さな町の記事ですが、行政と住民が難民受け入れで対立していることを伝えています。
Corriere della sera 2016/10/25より
Ferrara, barricate contro i profughi
<<No ai migranti nell’ostello>>
フェッラーラでも難民に対する受け入れ拒否の動き
フェッラーラ県の知事の避難所設置の許可にもかかわらず、指定されたGoro市のGorinoでは難民を乗せたバスは、反対市民たちの抗議のため、行き先を変更せざるを得なくなりました。
19人の難民(8人の女性と11人の子供)を乗せたバスが通る予定の道路は住民らによってバリケードが作られました。約200人の住民らは県知事に抗議、県知事は難民収容所の設置の決定を再検討せざるを得なくなりました。ただし、新たな避難先でも反対のバリケードがないとも限りません。実際、フェッラーラ近隣の町の住民も次は我々の町に難民が押し付けられるのはないかと、フェッラーラ市民の抗議に合流する動きもあります。
抗議活動は25日月曜日の19時に始まり、避難所に設定されたホステルバー”Amore e natura”に続く一本道の両脇にはバリケードが作られ、Gorinoの住民600人の内、300人が抗議の声を上げました。
また、ナイジェリア、コートジボワール、ギニアからの難民を乗せてくるはずだった2台のバスも結局行き先を変更となりました。
Corriere della sera 2016/10/25より
Ferrara, barricate contro i profughi
<<No ai migranti nell’ostello>>
フェッラーラでも難民に対する受け入れ拒否の動き
フェッラーラ県の知事の避難所設置の許可にもかかわらず、指定されたGoro市のGorinoでは難民を乗せたバスは、反対市民たちの抗議のため、行き先を変更せざるを得なくなりました。
19人の難民(8人の女性と11人の子供)を乗せたバスが通る予定の道路は住民らによってバリケードが作られました。約200人の住民らは県知事に抗議、県知事は難民収容所の設置の決定を再検討せざるを得なくなりました。ただし、新たな避難先でも反対のバリケードがないとも限りません。実際、フェッラーラ近隣の町の住民も次は我々の町に難民が押し付けられるのはないかと、フェッラーラ市民の抗議に合流する動きもあります。
抗議活動は25日月曜日の19時に始まり、避難所に設定されたホステルバー”Amore e natura”に続く一本道の両脇にはバリケードが作られ、Gorinoの住民600人の内、300人が抗議の声を上げました。
また、ナイジェリア、コートジボワール、ギニアからの難民を乗せてくるはずだった2台のバスも結局行き先を変更となりました。