アドリアーノ・チェレンターノがインスタグラムの中で語ったこととは...

Ansa.IT 15 giugno 2020 15:59

Adriano Celentano, mafia e fabbriche di armi sono come un virus - VIDEO
In un video 'il molleggiato' invita a convertire le "fabbriche di morte in un bene per la vita"

「マフィアと武器工場はウィルスのようなもの」。Instagramの映像の中で、この”バネ仕掛けのように歌って踊る男” 、アドリアーノ・チェレンターノは「死の工場を生きる人のためになるものに変えよう」と静かに訴える。
チェレンターノは彼のInstagramo, “チェレンターノなんていない”の中で語っている。低い声とサングラス姿で、「死の工場を生きる人のためになるものに変えよう」と静かに訴える。「マフィアも人種差別主義も暴力主義もみんなウィルスだ。そして経済の名の下に外国で殺人するための武器を製造している会社もだ。これらはみんなとても危険だ。わかるだろ。一旦感染したら治すのは簡単じゃないんだ。」。チェレンターノは真っ直ぐ聴く者を見ながら語る。「だけど、コロナウィルスとは違う。コロナウィルスで死にたくなければ2メートルの距離を置けばいいだけだ。しかし、マフィアも人種差別も暴力も武器生産も違う。あいつらからはもっと距離を置かなければならないし、あいつらはそれ自体の中で増殖するもっと恐ろしい化け物なんだ。」
そして続ける。「確かに武器の製造工場がなくなれば、たくさんの人が職場を失うだろう。でもここはイタリアだ。武器工場の経営者が工場を人々の生きるための工場に変えるまで、みんなで団結して職場を失った人たちの生活を助けられるはずだ。私はイタリアの国民ならそれができると確信している。なぜ確信出来るんだと問われても知るもんか。私はそう信じてるんだ。」

注）アドリアーノ・チェレンターノは、、1938年1月6日生まれの82才。イタリアの歌手。イタリアを代表する往年のロックシンガーで、“イタリアのエルビス・プレスリー”、“イタリアのキング・オブ・ロック”などと呼ばれる。現在も活躍。


(本文)
https://www.ansa.it/sito/notizie/cultura/2020/06/15/adriano-celentano-mafia-e-fabbriche-di-armi-sono-come-un-virus-video_64e76a82-137a-4f8e-9919-ea4014c4eac7.html

13年前のトリノの火災事件でトリノ検察はThyssen社の２人のマネジャーの有罪を宣言

La Stampa Ultima modifica 12 Giugno 2020 14:06

“Carcere imminente per i manager tedeschi della Thyssen”: l’annuncio del procuratore generale di Torino
Quasi 13 anni dopo il rogo nello stabilimento di corso Regina Margherita, dove persero la vita sette operai, i manager tedeschi andranno in carcere

トリノ検察は独ティッセンクルップ社の２人のドイツ人マネジャーに対し近日の収監を決定した。Regina　Margherita通りの工場火災事故で7人の労働者が亡くなって13年、ようやくドイツ人マネジャー2人の収監が執行される。刑期はそれぞれ9年８ケ月と6年３ケ月。

火災は2007年12月6日から7日に掛けての深夜、ティッセンの工場で発生。7人の工場労働者は火災に飲まれ、重篤なやけどを負った。残念ながら7人は火災から25日間の間に全員が死亡した。
捜査は３ケ月にわたり、最終的には２人のドイツ人マネジャーと４人のイタリア人責任者が法廷で裁かれることになった。彼らには未必の故意による殺人罪が宣告された。検察によればテルニの工場に移設されてなければならなかった設備がトリノの工場に移設されず、必須で義務でもある安全対策が欠けていたのだ。
一審のAssise裁判所では設備に問題があったことを支持し、被告のエスペンハーンに対し16年の禁固の判決が下された。しかし、上告では２人のマネジャーの故意性は否定され、意識的な突発的な殺人と火災の罪が言い渡された。この判決はCassazioneで確定するが、第３法廷でAssiseの控訴審に再送された。控訴審は2016年5月13日結審。その結果、２人のドイツ人と４人のイタリア人の計６人の刑が言い渡された。４人のイタリア人については自首し、すでに刑に服しているので、その分は差し引かれる。
しかし、２人のドイツ人に対する刑の執行にはドイツとの複雑な法律上の問題があって執行されていなかったが、４年以上を経過してようやくドイツの裁判所がイタリアの判決を認めた。２人のドイツ人は控訴を訴えていたが、ドイツ最高地裁はそれを認めなかった。

(原文)
https://www.lastampa.it/torino/2020/06/12/news/carcere-imminente-per-i-manager-tedeschi-della-thyssen-l-annuncio-del-procuratore-generale-di-torino-1.38959295

6月2日はイタリア共和国の日。

(ご参考まで)

6月2日はイタリア共和国記念日だ。第2次世界大戦とファシズム終結後、普通選挙の下、国家の体制-王政を続けるか、共和制に移行するか-について、1946年6月2日と3日に国民投票が行われたことに因む。毎年同日にイタリア大統領によってローマ市のイタリア無名戦没者記念堂で催しが行われている。
戦前、20年以上にわたり、イタリア王室（サボイア家）はファシズム体制を指示してきた経緯がある。そうした中での国民投票だった。同時にこの国民投票はイタリアにおける初めての普通選挙でもあった。
投票結果は、共和制支持12,7171,923票(54.3%)、王政支持10,9719,284(45.7%)。この結果に基づき、6月18日に85年続いた王政は終わり、共和制がスタートした。
イタリア最後の王はウンベルト2世。ウンベルト2世は6月13日にイタリアからポルトガルへ出国した。これは当時すでに王政支持派と共和国派が各地で血を流す衝突を繰り返しており、拡大を危惧したものだった。1948年1月1日に新憲法が施行され、これにより、ウンベルト2世の男系子孫のイタリア入国は禁止された。ちなみにイタリア統一記念日は1861年3月17日のイタリア王国宣言を記念して毎年3月17日となっている。
1947年6月2日の第1回の催しはローマで開催された。1949年には正式に国の記念日となる。イタリアがNatoに加盟した同年、共和国成立に貢献したマッツィーニ主義者を記念して、ローマのUgo La Malfa広場に記念碑が建てられた。その記念碑の前で毎年共和国記念日の催しが行われている。

Gimbe財団が北部３州のロックダウン解除に対し疑念を表明。感染データが操作されている？

La Stampa 28 Maggio 2020 18:05

La Fondazione Gimbe boccia la riapertura di Lombardia, Liguria e Piemonte
La curva del contagio in queste tre regioni non è infatti adeguatamente sotto controllo. Ed è polemica sulla dichiarazione che «la Lombardia aggiusta i dati»




(原文)
https://www.lastampa.it/cronaca/2020/05/28/news/la-fondazione-gimbe-la-lombardia-aggiusta-i-dati-falsato-l-indice-rt-1.38900180