拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

2009年9月27日(二コシア/キプロス&北キプロス)

2009-10-04 | 旅メモ&旅日記(欧州)

9月27日(日)

7:00 起床。海沿いを散歩

7:30 ホテルで朝食

8:30 聖ラザロ教会へ

9:00 ギターを取り出し、聖ラザロ教会前で歌う。
    教会前で歌っていたら現地のおばちゃんがお布施?(1EUR)をくれた。(笑)
    また近くのオープンカフェで聴いていた夫妻が、Good!と言ってくれた。


10:45 サービスタクシー(乗り合いタクシー)でニコシア(レフコシア)へ。
    約1時間。金額固定10EUR(休日料金)

    Travel&Express社(サービスタクシー。毎日6-18時)ラルナカ(24)661010
    ニコシア(22)730888。レメソス(25)877666。パフォス(26)923800


11:45 パフォス門近くで下車。グリーンラインは鉄格子のようなもので覆われている。
    目抜き通りのリドラス通り(Lidras)を真っ直ぐ進んだ先のボーダーへ。


12:00 ボーダーを歩いて渡って北キプロスへ。
    パスポートコントロールはあるものの、久しく紛争も起きておらず、驚く程スムーズ。
    (ビザ・料金等不要。パスポートに押されると南に戻れなくなる為、
     北側であらかじめ用意された別紙に、入国スタンプを押してくれる)
    

    EUROに加盟し通貨もユーロを導入した、欧州色の強い南キプロスとは一転、
    北側はまさにトルコ。町並みも行き交う人々も「ああトルコだ」という感じ。
    あちこちでトルコと北キプロスの国旗がはためき、ビールもKEOからEFESになっている。


    北キプロストルコ共和国はグリーンライン(国境)で分けられた、キプロスのもう1つの国家。

    1960年にキプロスはイギリスから独立。
    だがギリシャ系民族に後押しされたギリシャ正教の司教出身の大統領が、
    63年に憲法を改正しギリシャとの統合を画策。

    これに怒ったイスラム教徒のトルコ系民族が内戦を起こし、74年に2つの国に分裂。

    しかし台湾と同じく北キプロスはトルコ以外の国際社会では承認されていない。
    (※南側でも北側のことを北キプロスではなく、「トルコ(Turkey)」と言っていた)


12:30 レフコーシャ(北二コシア)のイスラムモスクである、セリミエ・ジャーミーへ。

13:00 セリミエ・ジャーミー(Selimixe Camii)前で歌う。
    普段トルコ音楽しか聴き慣れていないのか、皆珍しいものを見るような目で、
    しばらく眺めた後、去っていく。不思議な反応。(苦笑)


14:15 トルコ料理の昼食。ラムのケバブ8.5EUR、アイラン(飲むヨーグルト)1EUR。
    北側はトルコリラだが、レフコーシャでは南側のユーロも使える。
    物価は南側よりもやや安め。



15:00 南から北キプロスへの移動は原則日帰りでの通行許可の為、南側のレフコシアへ戻る。

15:15 サービスタクシー(Travel&Express)でラルナカへ。10EUR。


16:15 ラルナカのホテルに戻る

16:30 ホテルのプールへ

18:00 ホテルのインターネットを利用。1時間3EUR。
    翌日のアヤ・ナパのホテルをbooking.comで予約。
    (ホテル代捻出の為、この日の夕食と翌日の昼食を抜くことに)


19:00 シャワーを浴びる

20:00 荷物をまとめる

21:30 就寝
    

写真:ニコシア(レフコシア)のボーダー