金曜日から仕事でデュッセルドルフへ行っていたのですが、知人からサッカー日本代表の本田圭佑選手のサッカースクールが土曜日にデュッセルドルフで開催されると聞いて、ちょっぴり覗いてきました。
小学校3年生から6年生向けのサッカースクールで、デュッセルドルフはもちろんのこと、ドイツ国内等の近隣都市の日本人が沢山来ていて、フランクフルトの知人にもばったり会ったりと大盛況でした。
冒頭の挨拶で、子供達に「今日は自分から何かを盗んで欲しい」という言葉を伝えた本田選手。
今年のチャンピオンズリーグとW杯南アフリカ大会での活躍で、世界で注目されるプレイヤーとなった本田選手ですが、引退後ではなく第一線で活躍している今、自分のプレーを次の時代を担う子供達に直接伝える活動をすることは、とても意味があることだと思います。
きっと彼に教わった子供達は、より身近な存在と感じるようになった同じ日本人である本田選手が、世界で活躍する姿を見て、自分も同じように世界で活躍するんだと強く意識するでしょう。
練習中、子供達が本田選手にどうやったら上手くなれるか?と何度も聞いていましたが、彼は「少しでも時間があったらとにかく練習すること」と即答していました。
これはどんな世界でも共通のことだと思います。
このような活動ができることをうらやましく思いつつ、自分ももっともっと頑張ろという気持ちにさせられました。
そして今日のような活動を通して、純粋に1人でも2人でも未来の日本のスタープレイヤーが生まれるきっかけの1つになればいいなと、子供達と一緒にボールを蹴る本田選手の姿を遠くから眺めながら、そんなことを感じた1日でした。
なお本田選手はヘッドセットをつけて練習に参加しており、全部の会話がスピーカーを通して会場内に響いていたのですが、「オレはディフェンスキライだから、オフェンスやる」という言葉が何度か飛び出し、「ああ、イメージどおりの本田だ」と思わず嬉しくなりました。(笑)
いや、現代サッカーでディフェンスはとても重要ですが、日本はなかなか良いストライカーが育っていない現状があるので、未来を担う子供達にはぜひ「ゴール」を常に意識した選手になってもらわないとね。(笑)