ヴュルテンベルク公国の居城だった、シュヴァーベン(黒い森)地方のベルサイユと言われる、ルードヴィヒスブルク宮殿です。
1704年に時のビュルテンベルク公のバーハルト・ルードヴィヒが、約30年の年月を費やしベルサイユ宮殿に似せて建てた、夏の離宮(別荘)です。
バロック庭園やドイツでも屈指の高級品と言われる陶磁器工場が有名で、中世時代にパリやウィーンと並ぶバロック文化の中心地として栄えたこの地では、夏になるとルードヴィヒスブルク音楽祭が開催されます。
有名な音楽祭も行われるルードヴィヒスブルクですが、かつて演奏旅行中のモーツァルトが立ち寄った際には、門前払いを食らったというエピソードが残っています。
Stuttgart中央駅からS4かS5で15分程のLudwigsburg駅まで行き、そこから徒歩15分程です。(宮殿近くまでバスも出ているようです。写真はドイツに住み始めて間もない頃、夕暮れ時に車で訪れた際のものです)
Residenzschloss Ludwigsburg
Schlossstrasse 30 D-71640 Ludwigsburg (Baden-Württemberg) Germany
Open:10:00-17:00(11月-3月の冬季は10:30-16:00。月曜日定休)