今回自分が利用した、ヴェローナのアレーナで行われる、夏の野外オペラの予約サイト情報を記載します。
https://ticket.arena.it/XA-TCK-PF/en/elencoSpettacoli.jsp?ccode=en-US
こちらはあらかじめインターネットで支払いをし(クレジットカード決済)、現地アレーナのチケットオフィスで受け取りする形です。
インターネット予約時はカテゴリ指定のみですが、購入直後のチケットコンファメーションメールには、既に席番号が入っています。
(実際に同じ座席番号のチケットを受け取りました)
チケットは本来Via Dietro Anfiteatro 6bのオフィシャルチケットオフィス(ブラ広場反対側のアレーナ真裏(北東)にあるチケットオフィスで、すぐに分かります)で受け取りするのですが、自分は写真のブラ広場側のチケットオフィスで受け取りできました。
(この日は当日券も余っており、当日現地で直接購入の人達はAnfiteatro通りのオフィスへ行くように言われていました)
チケットは開演直前まで受け取りができる旨、コンファメーションメールに記載がありましたが(レギュレーションが変わる可能性があるので、必ずコンファメーションメールを要確認です)、自分は念の為、当日の午後3時頃に受け取りしました。
今回自分がアイーダ鑑賞で購入したのは、上から2番目のカテゴリとなるPOLTRONISSIMEでしたが、1番上のカテゴリだとオーケストラピットに近すぎて舞台が少し見づらそうだったので、幸いセンター近くで段差もあって、むしろこちらの方が良い席でした。
(ただこのカテゴリはややサイドに寄る場合もあるので、中央寄りの席になればラッキーという感じですが)
POLTRONISSIMEで1枚168EURですが、これにBooking Feeの13.5EURがついて、計181.5EUR程。
1番下は21EUR位から上は183EUR(+Booking Fee)まで、幾つかのカテゴリに分かれています。(これはアイーダの場合の価格で、演目によって料金体系が異なります)
ダフ屋は定価の2倍以上ボッタくられることもあると聞きますが、ネット購入も簡単ですし、現地で直接当日券を買いたい人も、事前にネットで空席状況も確認できるので、すごく便利だと思います。
(ちなみに前日等の直前でもネットで購入できるようでした)
なお開演は21時頃ですが、幕間に15~20分程の休憩を挟むので(トイレ待ちは行列が出来るので、休憩になったら直にトイレへダッシュです。笑)、オペラが終ると深夜1時位です。(こちらも演目によりますが)
自分は今回鉄道駅(ポルタヌオーヴァ駅)近くに宿をとり、オペラが終って約1.5キロの道のりを25分ほど歩いて帰りました。
(行きは片道1.2EURのバスで行きましたが、帰りはさすがに最終バスも終っていました)
タクシー待ちの行列に並ぶのも大変なので、できればアレーナから徒歩圏内に宿をとるのがオススメです。
(自分はBooking.comで予約しましたが、野外オペラシーズンはハイシーズンで料金高めですぐに埋まってしまうので、早めに宿を確保するのが良いです)
野外なので正直、ウィーンやミラノ等のオペラ座と比較して、音響はちょっと厳しいと思います。
しかしアレーナの野外オペラならではの雰囲気が、とても素晴らしいので、じっくり聴かせる演目よりも、アイーダのように「魅せる演目」を選択すれば、すごく楽しめると思います。
なおオペラは初めてという人にも、アイーダは絶対オススメです。