今日は自宅で晩御飯(スーパーのパック寿司夜割30%OFF)を食べながら、録画しておいたスカパーのUEFAチャンピオンズリーグ順々決勝バイエルンvsマルセイユの1stLegの試合観戦をしました。
昨年秋にドルトムントがアウェーで直接対決した時のバイエルンは絶不調でしたが、今のバイエルンの調子はかなり上向きで、スター選手を並べたその攻撃力は迫力があります。
自分も昨年秋に、バイエルンのチャンピオンズリーグとブンデスリーガの試合をスタジアムで観戦しましたが、あきらかに今のチーム状態の方が数段上で、今のドルトムントからすると正直、1ランク格上の相手といった印象です。
幸い故障明けのシュバイニーの調子が今1つであること、ドルトムントと同じくパスを回す相手ということで、この辺りはドルトムントにとってはプラス要因ですが、今最も恐いのはオランダ代表ロッペンで、故障明けで調子が上がらなかった前半戦と違い、全盛期を彷彿させる程、キレッキレの状態です。
ゴメスやリベリ、ミュラー等良い選手はチームに数多くいますが、バイエルンの今の好調は、ロッペンの出来に比例していると言っても過言ではありません。
ホームでの直接対決は、来週末ではありますが、打倒バイエルンのキーワードは2つ。
ズバリそれは「90分アグレッシブにプレスをかけ続けること」と「ロッペン封じ」です。
ロッペンとリベリの両翼を封じるのが、対バイエルンの1つのポイントですが、フツーに守っていたら、今のロッペンを止めるのは正直容易では無く、先日香川選手に対する細貝選手のマンマークのように、中や外へとポジションチェンジを繰り返すロッペンに対して、どこまでも張り付いていくハードマーカーをつけるのは、1つの解決策だと思います。
(ただし今季のドルトムントはマンマークをつけるサッカーをこれまでしてきていないので、すばやくプレスをかけ相手を囲むサッカーをクロップ監督は選択すると思います)
激しいプレッシャーをかけることは今季のドルトムントの18番ですが、運動量を落とさずに、特に相手の中心選手に対して90分通してプレスをかけ続けることができるかが、交代枠の使い方も含めて1つのポイントになると思います。
バイエルンはスター選手をそろえるだけあって、やっぱり上手いなあと試合中に感じることがよくありますが、逆にキレイに試合を運ぼうとする感があるので、相手がいらだつ程に泥臭く激しいプレスをかけ続ければ、きっとチャンスが見えてくると思います。
まずは今週末のヴォルフスブルク戦に勝利することが先決ですが、香川選手と並ぶもう1枚のチームの顔であるゲッツェは、おそらく宿敵バイエルン戦も先発出場は難しいと思われますので、徹底的に泥臭いサッカーを90分やり続けて、今季のブンデスリーガの優勝チームを決定づけるであろうホームでの直接対決で、ぜひ勝利を手にして欲しいと思います。