ブンデスリーガ第31節、シャルケ04vsドルトムントの対戦は、アウェーのドルトムントが見事勝ち点3をGETしました。
内田選手と香川選手が先発出場した今回のルールダービーは、終始ホームのシャルケペースで試合が進み、先制点はシャルケ。
しかし前半に同点、後半逆転と、内容はあまりよくないながらも、ちゃんと結果を出すのが優勝するチームなのでしょう。
内田選手も、香川選手もゴールやアシストこそなかったものの、随所で好プレーが光りました。
味方の雑なプレーが続き、香川選手になかなか良いボールが入りませんでしたが、その分この日の香川選手は守備で頑張っていました。
水曜日のバイエルン戦と、今日土曜日のシャルケ戦。
2位と3位のチームとの直接対決となる今シーズンの山場の試合で、この2連勝はドルトムントにとって本当に本当に大きな価値ある勝利です。
これでドルトムントの連覇がほぼ決まったと言っていいでしょう。
またこの試合で久々にベンチ入りし、ウォーミングアップするマリオ・ゲッツェの姿がありました。
彼の復帰も、もう間もなくだと思います。
残り3試合ですが、次節の結果次第では、今シーズンの優勝が決まります。
相手は4位の強敵ボルシアMGですが、ホームですっきりと勝ってリーグNo.1、いや欧州No.1と言って良いほどの熱いサポーター達に、優勝の美酒を届けて欲しいと思います。
※写真:ルールダービーが行われた、シャルケのドーム型スタジアム"VELTINS-Arena"。
ドルトムントとシャルケのゲルゼンキルヒェンとの間は約20キロ。車で30分もかからない位の距離、かつドイツでバイエルンと並ぶ人気の両チームだけあって、ルールダービーはドイツで最も熱いダービーです。
その両チームで日本人選手が先発出場するというのは、今の日本人が活躍するブンデスリーガの状況を物語っていると思います。