拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

石原都知事の発言をめぐって

2012-04-19 | その他


石原都知事の尖閣諸島を東京都が買い取る発言をめぐって、巷が大騒ぎになっています。

今や経済的にも無視できない超大国となった中国を挑発したくない日本政府と、一方で着々と自国の領土・領海拡大を狙って、アジア各地に布石を打っている中国。


そういった意味で、グローバルの視点と強い愛国心を持った石原都知事の今回の発言は、個人的には非常に面白いアイデアだと思っています。

多くの国民が都知事の発言を支持したのを受けて、政府も本来は国が対応すべき的なトーンになっていますが、意外に東京都が購入するという方が最終的に良い結果となる可能性もあるかもしれないと思っています。


まあ、事なかれ主義のお役人や、足を引っ張り合う島国根性の強い方々は、ごたくを並べて抵抗するのかもしれませんが。


ただし1つ言えるのは、日本人のようなお人よしは世界でも稀有な存在で、中国人のしたたかさは世界でも屈指の存在として有名だということ。

フツーの日本の感覚で事を進めたら、尖閣諸島は今世紀中に中国が実効支配するようになっているでしょう。


本件に関しては日中の当事者のコメントしかマスコミは報道していないようですが、意外に欧米の第三者の意見を聞けば、まっとうな話が聞けると思います。

少なくとも西欧の連中は、都知事の発言を好意的に受け止めていると思いますが。。。