拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

サッカー男子日本五輪代表決勝進出ならず。完敗。

2012-08-08 | その他


日本対メキシコですが、完全に力負けでの完敗です。


大津選手のゴールで日本が先制し良い流れでしたが、試合を通してパスミスが目立ち、スピードも運動量もメキシコが圧倒。


前試合で怪我をした永井選手も、いつもの動きではないのにもかかわらずフル出場。

選手交代枠の使い方についても、それじゃチームは機能しないでしょうと、ずっとヤキモキさせられました。


なぜあそこで清武を下げたのか。交代は永井ではなかったのか。

杉本を投入したのなら、高さを生かすためにパスの出し手が必要だったのではないか。

ジョーカーとして杉本をよんだのなら、彼を投入した時のチームとしての共通理解はあったのか。

ホンジュラス戦で出た同じ課題を、修正する時間もあったのではないか。


そしてなぜあそこで扇原を下げたのか。交代するならサイドの選手(この時点で永井か大津)ではなかったのか。

前の選手ばかり増やしてもチームとして機能しないのは、現代サッカーでは常識なのに、まるで10年以上昔のサッカーをみているかのよう。

結果論という言葉では片付けられない、この日本サッカーの歴史に残る大一番での采配に疑問が残ります。



この試合に限って言えば、大会前までのこのチームの悪いところが出てしまった印象があります。

前評判から言えばここまでよく頑張ったのは間違いありません。

グループリーグも、準々決勝でも、本当に素晴らしい試合を見せてくれました。


でもあえてここで言うのは、まだこのチームのロンドン五輪は終っていないから。

まだあと1試合あります。まだメダルをかけて戦うことができます。

まだこのチームは、日本に勇気と元気と希望を与えることができます。


現地時間9日(日本時間10日深夜)までに、しっかりと課題を修正して欲しいと思います。

相手は韓国。激戦が予想されますが、ぜひこのチームで銅メダルをとって、有終の美を飾りましょう。


頑張れニッポン!!!