拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

フランクフルトは本日大雪

2010-12-09 | その他

ここのところ雪の舞う日が多いのですが、今日フランクフルトはどっさり雪がふって、あっという間に10cmを超えてつもり、帰りがけには道が雪に埋もれて見えなくなっていました。

フランクフルトは本来それ程雪がふらないはずですが、まだ12月初旬だと言うのにまるで雪国。


同僚のドイツ人は、今年はホワイトクリスマスが期待できそうだと話していましたが、自分は正直南国でクリスマスを迎えたい気分です。
(といっても今年のXmasはフツーに仕事ですけど)

トレド大聖堂(トレド/スペイン)

2010-12-07 | 旅フォト(スペイン・マルタ)


トレド大聖堂(Catedral de Santa María de Toledo)内部です。

1226年~1493年に建築されたこのカテドラルは、世界でも屈指のゴシック建築の1つと言われています。


高さ約45mの本堂に立ち並ぶ88本の列柱の間に飾れた、約750枚の芸術的なステンドグラスが光を放つ光景はとても神秘的で、思わずその場に立ち尽くしてしまいます。


大聖堂内には、エル・グレコの「聖衣剥奪」や「十二使徒」、ゴヤ、ヴァン・ダイク、ルーベンス等の宗教画が並び、約200kgとも言われる聖体顕示台の一部には、コロンブスがアメリカ大陸から持ち帰った金が使われていると言われています。


またトレド大司教はスペイン・カトリック教会の首位聖職者で、教会内には歴代大司教の肖像画が並んでいます。

トレドの町並み(トレド/スペイン)

2010-12-06 | 旅フォト(スペイン・マルタ)



タホ川対岸の高台にあるパラドール・デ・トレド(トレド駅からタクシーで10分、町中から5分程の距離)のカフェテラスからの風景です。

以前仕事で知り合ったスペイン人の知人に、スペインで最も素晴らしい町は?と聞いた際、トレドはスペインで最も美しい町だからぜひ1度行ってみては?と言われ、アンダルシアからバルセロナへの移動中、ちょっと寄り道と高台に建つ古城ホテルへお茶だけのつもりで立ち寄ったのですが、思いのほか素晴らしい風景で、2時間以上も長居してしまいました。


カスティーリャ・ラマンチャ州の州都であるトレドは、かつての西ゴート王国の首都で、1561年に首都が約70キロ離れたマドリッドに移るまで、カスティーリャ王国やスペイン王国の宮廷が置かれた古都。


16世紀後半からエル・グレコがその後半生を送り、自身の作品にも描いた彼の愛したこの町は、「16世紀で歩みを止めた町」と言われるのも頷けるほど、今もかつての佇まいを残しています。


ユネスコの世界遺産にも登録されている古都トレドは、AVEでマドリッドから約30分。

自分は今回マドリッドには宿泊せず、トレドの町中で1泊しましたが、マドリッドから一足のばして日帰りで訪れる沢山の観光客で賑わっていました。






タクシーの運転手との会話(デュッセルドルフ/ドイツ)

2010-12-05 | 欧州サッカー&日本代表


今日デュッセルドルフのホテルから、本田選手のサッカースクールの開場へ向かうタクシーの中、ドイツ人運転手と世間話をしていた時のこと。

今日はサッカーの練習かい?と聞かれ、W杯でも活躍した日本の有名なサッカー先週の子供向けサッカー教室があるんだと答えると、「ああ、あのすごいフリーキックを決めた選手かい?チャンピオンズリーグでも確か彼はゴール決めていたよね」と本田選手のことをよく知っているようでした。
(この日はドイツのローカルTV局の取材陣も来ていました)


さすが今や日本のエース、本田選手の知名度はかなりのものだと、同じ日本人として嬉しくなりました。


彼は今ロシアでプレーしていて、モスクワから来ているのだけど、来年はイギリスかイタリア、スペインあたりでプレーするかもしれないねと続けざま話すと、きっと沢山お金を稼ぐんだろうねなんて答えが帰ってきました。


その後彼の口から続いて出たのが、現在ドルトムントで活躍している香川選手の話。


ちょうど今週のドイツの試合でもゴールを決めて、翌日のフランクフルト市内の街頭モニターでも香川のゴールを決めたシーンがデカデカと映し出されるほど、ドイツでは今や注目選手の1人になった香川選手。

「お金と言えばカガワだ。彼は沢山ゴールを決めているけど、ドルトムントはすごく安い給料(失礼)で彼をやとったんだから、いい買い物をしたよね」とタクシーの運転手からの言葉。

ドルトムントから電車で1時間以内の近隣エリアとはいえ、おらが町の選手でもないアジア人プレイヤーのことをここまで知っているのは、正直びっくりしました。


その後タクシーの運転手は続けて「でもこんなに活躍したら、来年カガワはきっとビッククラブに買われて、沢山給料を貰うんだろうな。まあそれがココ(欧州)ではノーマルだ」と話すと、なぜかため息。



やっぱり沢山お金貰っているスタープレーヤーが羨ましいのでしょうかね。(自分も羨ましいけど。笑)


写真:デュッセルドルフのサッカースクール開場での本田選手

Soccer School in DUS(デュッセルドルフ/ドイツ)

2010-12-04 | 欧州サッカー&日本代表

金曜日から仕事でデュッセルドルフへ行っていたのですが、知人からサッカー日本代表の本田圭佑選手のサッカースクールが土曜日にデュッセルドルフで開催されると聞いて、ちょっぴり覗いてきました。

小学校3年生から6年生向けのサッカースクールで、デュッセルドルフはもちろんのこと、ドイツ国内等の近隣都市の日本人が沢山来ていて、フランクフルトの知人にもばったり会ったりと大盛況でした。


冒頭の挨拶で、子供達に「今日は自分から何かを盗んで欲しい」という言葉を伝えた本田選手。


今年のチャンピオンズリーグとW杯南アフリカ大会での活躍で、世界で注目されるプレイヤーとなった本田選手ですが、引退後ではなく第一線で活躍している今、自分のプレーを次の時代を担う子供達に直接伝える活動をすることは、とても意味があることだと思います。

きっと彼に教わった子供達は、より身近な存在と感じるようになった同じ日本人である本田選手が、世界で活躍する姿を見て、自分も同じように世界で活躍するんだと強く意識するでしょう。


練習中、子供達が本田選手にどうやったら上手くなれるか?と何度も聞いていましたが、彼は「少しでも時間があったらとにかく練習すること」と即答していました。

これはどんな世界でも共通のことだと思います。



このような活動ができることをうらやましく思いつつ、自分ももっともっと頑張ろという気持ちにさせられました。

そして今日のような活動を通して、純粋に1人でも2人でも未来の日本のスタープレイヤーが生まれるきっかけの1つになればいいなと、子供達と一緒にボールを蹴る本田選手の姿を遠くから眺めながら、そんなことを感じた1日でした。


なお本田選手はヘッドセットをつけて練習に参加しており、全部の会話がスピーカーを通して会場内に響いていたのですが、「オレはディフェンスキライだから、オフェンスやる」という言葉が何度か飛び出し、「ああ、イメージどおりの本田だ」と思わず嬉しくなりました。(笑)


いや、現代サッカーでディフェンスはとても重要ですが、日本はなかなか良いストライカーが育っていない現状があるので、未来を担う子供達にはぜひ「ゴール」を常に意識した選手になってもらわないとね。(笑)

メスキータのステンドグラス(コルドバ/スペイン)

2010-12-03 | 旅フォト(スペイン・マルタ)


メスキータ内のステンドグラスです。

ステンドグラスと言うと、欧州ではキリスト教会の定番装飾ですが、イスラム寺院だったメスキータ内に設置されたステンドグラスは、なんとも不思議な雰囲気をかもし出しており、その場にしばらく立ち止まってしまいました。





クリスマスツリー

2010-12-02 | その他

今週NYのロックフェラーセンターのクリスマスツリー点灯式が行われました。

昨年のこの時期にNYを訪れてからもう1年。

つい先日のような気がしていたのに、本当に時がたつのはあっという間です。



一方欧州ではすごい寒波が来ており、本日早朝のフランクフルトは気温-9度。

昨日日中でも-6度と、ドイツに来て5度目の冬なものの、今年は圧倒的に寒いです。


昨日は欧州各地でも寒波の影響により、空港が閉鎖したり新幹線がストップしたりと大変みたいです。


仕事がら欧州内の移動が多いので、何とか最小限の影響でとどまってくれると良いのですけど。。。



※写真:ロックフェラーセンターのクリスマスツリー(2009年12月NY)




師走

2010-12-01 | その他
気がつけば、はや師走です。

フランクフルトは今週も雪続きで、最高気温で氷点下、最低気温はマイナス8~9度と寒い日が続いています。

今年も残りあとひと月ですが、寒さに負けずに頑張っていきたいと思います。