失業した時の知恵活用術。知ってお得な情報。 2011年02月28日 22時35分05秒 | 法律 『くまもと元気!! 起業家ねっと』 熊本県で、いやいや九州で1番元気な起業家交流会です。 この起業家交流会を通して、中小企業の活性化をはかり、雇用促進や経済成長に少しで も貢献できればと考えて立ち上げました。 ぜひ、一度遊びに来てください。皆さんで九州を盛り上げていきましょう。 次回開催予定は、来月4月9日(土)19:00~です。 ===================================== お早うございます。 九州で社会保険労務士事務所開業を目指している人事コンシェルジュの岩切勝造です。 本日は、退職後の要するに失業後のお得な制度をご紹介いたします。 最近、派遣切りや雇止めなどで失業する人が多くなっています。 そこで、本日は失業した時の国民年金の特例免除についてご説明いたします。 通常会社を辞めると、再就職をしない限り、国民年金の保険料を払うか、第3号として 配偶者の扶養になる選択をとります。 しかし、世帯主がリストラなどで失業した場合、国民年金の保険料を配偶者の分を含めて 月額3万円程度支払わなくてなりません。 失業中に、この金額は厳しいですね。 ここで登場するのが、特例免除制度です。 国民年金保険料を納めることが経済的に困難な方には、申請によって保険料の納付を免除 される制度があるのです。 この免除制度を利用すると、保険料を納めなくとも、免除された期間は次のように扱わ れます。 (1)老齢基礎年金・老齢厚生年金の受給資格期間の25年に算入される。 (2)老齢基礎年金の2分の1の年金額が保障される。 (3)障害基礎年金・遺族基礎年金の受給資格期間に算入されます。 なんといっても、世帯主も配偶者も免除されることになります ただし、配偶者、世帯主に一定以上の所得があるときは、免除が認められない場合があり ますので、詳細はお近くの市役所または役場にお問い合わせ下さい。