美の壺:英国家具
少し前に放送された英国家具の壺を
今回は紹介します。
番組の3つの壺を最初に今回は記載
します。
美の壺
1、パティナを愛(め)でよ
2、時を超える構造美
3、装飾に王たちの歴史あり
さて、パティナとは、パティナは、日本では、
「古艶(ふるつや)」と言います。
時を経たものほどかけがえのないものなの
という考え方でしょうか。
次の壺は、美しさを追求した構造ではなく、
あくまでも、丈夫で人に優しい家具を目指し
生み出された結果の構造である。
多くの人に親しまれて歴史を超えた。
英国家具には「椅子文化」の西欧ならでは
の特徴があるという。
それが、王侯文化との密接な関わりです。
英国家具に対する人々の好き嫌いは、この
3つの特徴から生み出されます。
私などは、好きなのですが、嫌いだという
方々も多い。
それが、重苦しいとか、やぼったいとか、
表現される所以でもある。
番組で英国家具を紹介されていたとき、
ふと考えたことがある。
「日本の古民家と似ているな。」
そんな印象があります。
すすで黒ずんだ柱
どっしりとしているが暗い雰囲気
刻まれた年輪を感じさせる艶
ぼってりとした図体
などなど。
どうやら、英国家具が日本人に受け入れ
られている理由がこの辺りにあるような
気がする。
実は、川越芋太郎の書斎は、以前お話
いたしましたが、英国調が目標で家具を
揃えてきました。
30年以上経過して、ようやく、少しばかり
形になりました。
本の量も書斎の家具類たちも。
一番のお気に入りは、机。
マホガニーの机。
(天板と脚だけですが))
転勤先で偶然見かけて、衝動買い。
といっても、給料袋では足りませんでした。
以来、私の会社人生の長さと同じ年輪を
重ねています。
(妻よりも付き合いが長い・・・笑)
転勤で各地を転々とした結果、傷だらけ。
しかし、ようやく、その傷に味わいが出て
きております。
書棚も、椅子も、机上の小物も、
私の人生と歩をともにした仲間です。
これが、家具の面白さです。
英国家具は、この面白さを数倍に拡大した
年輪(歴史)を重ねています。
魅力が無い訳がないですね。
富裕層でもない私には、少しずつ集める
ことが方法でした。
それは、材質と色と英国調を重視した
選択を心がけました。
マホガニー、オーク、ウォールナット。
色は濃い目の茶を基調に。
いまでは、この部屋で、ウィスキーを
頂き、音楽を聴き、本を読み、文章を
記載する。
これが最高の贅沢です。
しかし、価値観は人によるものです。
娘には、「お父さんがなくなったら処分
するといわれています。」
父としては、できれば、味がわかる旦那様
を見つけてくれることを祈るばかり。
(笑)
ま、最後は、本は図書館にでも、寄付して
くれればと願うばかりです。
宝とは、それぞれの思いでつくられる。
万人が求める宝などない。
それは、その時点で宝といわない。
宝、己だけのもの。
それで、いいのではないでしょうか。
だから、お金は宝とは言わない。
英国家具は確かに、個人の宝としての
可能性を見出せる材料です。
それが、本日の壺の3つでしょう。
もう一度、美の壺をおさらいしましょう。
美の壺1:時が生み出す味わい
美の壺2:道具としての完成度がある
美の壺3:愛着が生み出す宝物
川越芋太郎流の壺です。
本日は番組の構成から離れて記載しました。
悪しからず。
平成23年5月6日
リンク 美の壺http://www.nhk.or.jp/tsubo/program/file205.html
少し前に放送された英国家具の壺を
今回は紹介します。
番組の3つの壺を最初に今回は記載
します。
美の壺
1、パティナを愛(め)でよ
2、時を超える構造美
3、装飾に王たちの歴史あり
さて、パティナとは、パティナは、日本では、
「古艶(ふるつや)」と言います。
時を経たものほどかけがえのないものなの
という考え方でしょうか。
次の壺は、美しさを追求した構造ではなく、
あくまでも、丈夫で人に優しい家具を目指し
生み出された結果の構造である。
多くの人に親しまれて歴史を超えた。
英国家具には「椅子文化」の西欧ならでは
の特徴があるという。
それが、王侯文化との密接な関わりです。
英国家具に対する人々の好き嫌いは、この
3つの特徴から生み出されます。
私などは、好きなのですが、嫌いだという
方々も多い。
それが、重苦しいとか、やぼったいとか、
表現される所以でもある。
番組で英国家具を紹介されていたとき、
ふと考えたことがある。
「日本の古民家と似ているな。」
そんな印象があります。
すすで黒ずんだ柱
どっしりとしているが暗い雰囲気
刻まれた年輪を感じさせる艶
ぼってりとした図体
などなど。
どうやら、英国家具が日本人に受け入れ
られている理由がこの辺りにあるような
気がする。
実は、川越芋太郎の書斎は、以前お話
いたしましたが、英国調が目標で家具を
揃えてきました。
30年以上経過して、ようやく、少しばかり
形になりました。
本の量も書斎の家具類たちも。
一番のお気に入りは、机。
マホガニーの机。
(天板と脚だけですが))
転勤先で偶然見かけて、衝動買い。
といっても、給料袋では足りませんでした。
以来、私の会社人生の長さと同じ年輪を
重ねています。
(妻よりも付き合いが長い・・・笑)
転勤で各地を転々とした結果、傷だらけ。
しかし、ようやく、その傷に味わいが出て
きております。
書棚も、椅子も、机上の小物も、
私の人生と歩をともにした仲間です。
これが、家具の面白さです。
英国家具は、この面白さを数倍に拡大した
年輪(歴史)を重ねています。
魅力が無い訳がないですね。
富裕層でもない私には、少しずつ集める
ことが方法でした。
それは、材質と色と英国調を重視した
選択を心がけました。
マホガニー、オーク、ウォールナット。
色は濃い目の茶を基調に。
いまでは、この部屋で、ウィスキーを
頂き、音楽を聴き、本を読み、文章を
記載する。
これが最高の贅沢です。
しかし、価値観は人によるものです。
娘には、「お父さんがなくなったら処分
するといわれています。」
父としては、できれば、味がわかる旦那様
を見つけてくれることを祈るばかり。
(笑)
ま、最後は、本は図書館にでも、寄付して
くれればと願うばかりです。
宝とは、それぞれの思いでつくられる。
万人が求める宝などない。
それは、その時点で宝といわない。
宝、己だけのもの。
それで、いいのではないでしょうか。
だから、お金は宝とは言わない。
英国家具は確かに、個人の宝としての
可能性を見出せる材料です。
それが、本日の壺の3つでしょう。
もう一度、美の壺をおさらいしましょう。
美の壺1:時が生み出す味わい
美の壺2:道具としての完成度がある
美の壺3:愛着が生み出す宝物
川越芋太郎流の壺です。
本日は番組の構成から離れて記載しました。
悪しからず。
平成23年5月6日
リンク 美の壺http://www.nhk.or.jp/tsubo/program/file205.html
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