水戸岡鋭治の鉄道の世界
某テレビ番組で、紹介されていた。
インダストリアルデザイナーこと、
世界的鉄道デザイナーである。
4月4日の放映されたもので、
見逃した方は4月12日の再放送を
ぜひご覧ください。
番組に従い、ご紹介させてください。
設定のモットーは「あったらいいな」
を形にすること。
これまで、九州旅客鉄道を中心に活動、
その知られざる活動を紹介していた。
子供と家族が旅する鉄道
読書コーナーや子供が風景を楽しめる
窓、椅子などを工夫、
かれの手にかかると通勤電車さえ、
乗りたくなる。
人を笑顔にする列車作り
意外と知られていないが、
列車の設定とは制約との戦いの連続
だという。
構造上、材料、強度、燃えにくさ、
安全性などきりがない。
彼は、この制約に真正面から戦う。
人々の「あったらいいな」を実現する
ために。
事例をあげれば、
ガラスをふんだんに取り入れた列車
ステンドグランの利用、
図書コーナーや親子シート、
本革張りシートや茶室をイメージした
空間づくりなど。
それだけではない、
彼は、「あったらいいな」を顧客
だけでなく、
鉄道という性格上切り離せない地域
との親和性をモチーフにする。
彼の言葉を借りれば、
「地域の風土を乗せて走る」列車
さらには、日本の鉄道をもっと楽しく
するという。
日本の伝統を取り込むことも忘れ
ていない。
今でこそ、世界が注目するかれも、
恵まれない時代があった。
鈍冶といわえた日々、
一つだけの取り柄であったデザイン
の道に進むが、
毎日不動産の広告イラストを描く
ばかりで、目標の公共デザインには
遠い道のりであった。
転記は39歳に訪れた。
福岡で列車をリニューアルする話、
あのアクアエクスプレスである。
それから列車の仕事にまい進した。
世界の列車を研究し、
昔の不動産の室内デザインも役立ち
今の彼が形付けられた。
45歳で自分の生きる道を見つけた
という彼。
頑張ればいつかは報われる。
それを地で行く男。
徹夜は毎日のように繰り返され、
それでも夢を老い、デザインをした。
公共デザイン
鉄道も含めて、
人とのコミュニケーションが不可欠、
室内空間のデザインは外見以上に
大切であるという。
公共空間が大切にされる国、
それは国の意識の高さに比例すると
考える。
もう一度、彼のモットーを
いつかはきっといいものを、
椅子も電車も人生そのもの、
そう簡単に諦められない。
「あったらいいな」を求め続け
かれは60歳を超えて
いまも現役である。
参考ページ:新幹線とたま駅長
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20100913/1032920/
プロフェッショナル(仕事の流儀)
http://www.nhk.or.jp/professional/2011/0404/index.html
平成23年4月6日 川越芋太郎
姉妹ブログでは{行過ぎた自粛の話}を掲載中
某テレビ番組で、紹介されていた。
インダストリアルデザイナーこと、
世界的鉄道デザイナーである。
4月4日の放映されたもので、
見逃した方は4月12日の再放送を
ぜひご覧ください。
番組に従い、ご紹介させてください。
設定のモットーは「あったらいいな」
を形にすること。
これまで、九州旅客鉄道を中心に活動、
その知られざる活動を紹介していた。
子供と家族が旅する鉄道
読書コーナーや子供が風景を楽しめる
窓、椅子などを工夫、
かれの手にかかると通勤電車さえ、
乗りたくなる。
人を笑顔にする列車作り
意外と知られていないが、
列車の設定とは制約との戦いの連続
だという。
構造上、材料、強度、燃えにくさ、
安全性などきりがない。
彼は、この制約に真正面から戦う。
人々の「あったらいいな」を実現する
ために。
事例をあげれば、
ガラスをふんだんに取り入れた列車
ステンドグランの利用、
図書コーナーや親子シート、
本革張りシートや茶室をイメージした
空間づくりなど。
それだけではない、
彼は、「あったらいいな」を顧客
だけでなく、
鉄道という性格上切り離せない地域
との親和性をモチーフにする。
彼の言葉を借りれば、
「地域の風土を乗せて走る」列車
さらには、日本の鉄道をもっと楽しく
するという。
日本の伝統を取り込むことも忘れ
ていない。
今でこそ、世界が注目するかれも、
恵まれない時代があった。
鈍冶といわえた日々、
一つだけの取り柄であったデザイン
の道に進むが、
毎日不動産の広告イラストを描く
ばかりで、目標の公共デザインには
遠い道のりであった。
転記は39歳に訪れた。
福岡で列車をリニューアルする話、
あのアクアエクスプレスである。
それから列車の仕事にまい進した。
世界の列車を研究し、
昔の不動産の室内デザインも役立ち
今の彼が形付けられた。
45歳で自分の生きる道を見つけた
という彼。
頑張ればいつかは報われる。
それを地で行く男。
徹夜は毎日のように繰り返され、
それでも夢を老い、デザインをした。
公共デザイン
鉄道も含めて、
人とのコミュニケーションが不可欠、
室内空間のデザインは外見以上に
大切であるという。
公共空間が大切にされる国、
それは国の意識の高さに比例すると
考える。
もう一度、彼のモットーを
いつかはきっといいものを、
椅子も電車も人生そのもの、
そう簡単に諦められない。
「あったらいいな」を求め続け
かれは60歳を超えて
いまも現役である。
参考ページ:新幹線とたま駅長
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20100913/1032920/
プロフェッショナル(仕事の流儀)
http://www.nhk.or.jp/professional/2011/0404/index.html
平成23年4月6日 川越芋太郎
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