1月度推薦本の案内
読書というのはどうしても傾向が偏ってします。
私の場合は、やはり政治・経済が中心となる。
今後は、極力、異なる分野の紹介も心がけてゆきたい。
<今月の推薦>
1、そうはいかない 著者:佐野洋子
出版社:小学館
「生きる」、この当たり前の題材に感動する書
である。
「ああ生きているんだ」とう感触、この濃厚な感覚に
浸れる時間をくれる本は、意外と少ない。
本書は、「人」への愛が主役だ。
優れているからでもなく、美しいとか素敵とかでない
が、ただそこにいるだけであるが、興味津々に見つて
いる。
憎んだり、苦しんだりすることさえ、面白がっている
自分がいる。
まさに、人への溢れるばかりの「愛情」ではないか。
どこか、本を読みよろこみに通じるものがある。
2、日中国交正常化の政治史 著者:井上正也
出版社:名古屋大学出版会
尖閣列島問題で揺れる日本。
波高いアジアの海。
今だからこそ、もう一度、日中の国交正常化の舞台裏
を冷徹な目で眺めるのも良いのではなかろうか。
本書は戦後の日中関係の起源を探り、そこに潜む問題
を披露してくれる。
従来よくある友好史ではない、本当の舞台裏を味わっ
てみよう。
当時の政府や政治家の揺れ動く心も見所である。
そして、今、どう対応するべきか。
あなた自身の回答を導いていただきたい。
注:本書は学術専門書のジャンルかもしれない。
すこぶる高い(笑)
金銭的に余裕がないが読みたい方はお近くの
公的図書館に購入を依頼してみよう。
図書館、大いに利用すべし。
読書というのはどうしても傾向が偏ってします。
私の場合は、やはり政治・経済が中心となる。
今後は、極力、異なる分野の紹介も心がけてゆきたい。
<今月の推薦>
1、そうはいかない 著者:佐野洋子
出版社:小学館
「生きる」、この当たり前の題材に感動する書
である。
「ああ生きているんだ」とう感触、この濃厚な感覚に
浸れる時間をくれる本は、意外と少ない。
本書は、「人」への愛が主役だ。
優れているからでもなく、美しいとか素敵とかでない
が、ただそこにいるだけであるが、興味津々に見つて
いる。
憎んだり、苦しんだりすることさえ、面白がっている
自分がいる。
まさに、人への溢れるばかりの「愛情」ではないか。
どこか、本を読みよろこみに通じるものがある。
![]() | そうはいかない |
佐野 洋子 | |
小学館 |
2、日中国交正常化の政治史 著者:井上正也
出版社:名古屋大学出版会
尖閣列島問題で揺れる日本。
波高いアジアの海。
今だからこそ、もう一度、日中の国交正常化の舞台裏
を冷徹な目で眺めるのも良いのではなかろうか。
本書は戦後の日中関係の起源を探り、そこに潜む問題
を披露してくれる。
従来よくある友好史ではない、本当の舞台裏を味わっ
てみよう。
当時の政府や政治家の揺れ動く心も見所である。
そして、今、どう対応するべきか。
あなた自身の回答を導いていただきたい。
注:本書は学術専門書のジャンルかもしれない。
すこぶる高い(笑)
金銭的に余裕がないが読みたい方はお近くの
公的図書館に購入を依頼してみよう。
図書館、大いに利用すべし。
![]() | 日中国交正常化の政治史 |
井上 正也 | |
名古屋大学出版会 |