ちょっと早い気もするが、確定申告の準備を始めることにした。毎年、1月も末日に近づくと、自分の担当している部分が気になる。長年E-Taxを利用してパソコンからの申告であるが、住民基本台帳カードの有効期限があるし、毎年、アクセスするアプリケーションソフトやJAVAの最新版のインストール状況が気にかかる。今年は、OSがビスタであったパソコンがダウンしたため、現在、Windows10を搭載した新調したパソコンからの作業であることになり、そのOSに対応可能かどうかの問題もあった。先ずは、どこかにしまった住基カードの読み取り機(カードリーダー・ライター)を探すことから始まった。
普段の生活では、自分の登録した情報から、知事が証明してくれるファイル添付などの機能は全く利用していないし、利用すべき事業に従事していないため、取り掛かるに至った原因といえば、年に数回送られてくる国税庁からのメールであり、このメールが届くと、今年もE-taxでの確定申告の時期になったと気づかせるからである。仕舞い込んだろう場所を探すことに数時間かかり、見つかったが、机の引き出しに裏返しで入れていたため、在処がわからなかった。最新版のアプリをダウンロードし、住基カードを差し込んで、カード読み取り器をUBSでパソコンに接続すると見事接続し、有効性が確認できた。
ポイントの次は、最初に手掛けるのは昨年かかった医療機関が出す診療費や、処方箋等による医薬品費の全額である。もちろん、通院するに必要な交通費も合算した金額が、10万円を基準として、それよりも多くなれば還付金がいただけるからである。これは従来女房の役割であったが、今年は自分で行った。女房が医療機関ごとに領収書を区分していてくれたため、半日で積算できた。ツールはこの種の集計に強いエクセルを使った。
次に、確定申告書に必要な確定申告用に出される機関ごとの申告額の集計であり、郵送されているものの整理である。年金関係、生命保険、火災・地震保険、国民健康保険、信託会社の取引証明、プチワークの支払調書等を種類別にまとめる作業である。この金額が、確定申告書の記入に必要となる。
昨年とのE-taxの変更点等は今後申請書作りで直面することとなるが、パソコンでの確定申告事務を取り組もうと思うのも、国民の義務である税金の取り扱いを知ることは建前としてあるが、本音は還付される税金額が、楽しみであるとの思いかもしれないが、簡単なパソコン操作によって、申請可能であると同時に還付金も申請書を最寄りの税務署へ送付する段階でおおよその金額がわかるというインセンティブがあるといえるであろう。