ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

テニプリで八犬伝 <4>

2005年03月02日 01時26分16秒 | 八犬伝いろいろ
今更だけど、「テニスの王子様」って大体こんな話。
コミックスは一度しか通し読みしてないので、あまり自信ないかも。


「テニスの王子様」
通称:テニプリ。W・ジャンプにて連載中のテニス漫画。
天才的なテニスの才能を持つ帰国子女の主人公・越前リョーマがテニスの名門
青春学園(←まんま『せいしゅんがくえん』と読む)に入学し、1年生ながら
レギュラー入りし、一癖も二癖もある2.3年生レギュラー陣と堂々と渡り合い
ながら、他校との公式試合に勝ち進んでいく話。

主人公が最初から最強。裏技使って最強の勇者でRPG始めるような感じなので、
うじうじした湿っぽい話は主人公には無い。負けたり悩んだりするのは普通に
レベルアップしている上級生レギュラー達(←とはいっても、名門テニス部の
レギュラーなので元々のレベルはめっさ高い)。それとライバル校の面々。

キャラ人気の高さから、漫画以外の媒体物たくさん。ゲームとか、キャラCDとか、
レギュラージャージとか。

「ミュージカル」にもされましたが、イケメン俳優のジャンルに「テニプリ」
として、そのキャラを演じた俳優さん達が雑誌に載っていたのは(驚)。
流行の仮面ライダー役者さんになってしまった人もいましたし。(カリスの人)


□ 八犬士 □ ・・・・に考えてみる。

(仁)海堂 薫
・青春学園中等部2年生レギュラー。人を寄せ付けない雰囲気。努力前提の自己
鍛錬の鬼。同2年の桃とは対照的なバンダナ男。データ主義の乾のお気に入り。
・・・一番最後にこの欄書いてるんですが・・・絶対合わない。これなら「姫」
の項目でリョーマと交換した方がよほど合うような。

(義)大石秀一郎
・青春学園中等部3年生レギュラー。面倒見のいい副部長。別名「青学の母」(笑)
英二とのダブルスは「黄金ペア」と称される程の全国的ハイレベル。他のメンバー
の押さえ役的存在なので、「犬山荘助」。「八犬伝」の前半では信乃の御守役。
後半では「人魚の油」もらって泳いでばっかりだったから。

(礼)乾 貞治
・青春学園中等部3年生レギュラー・・・だったりそうでなかったり。データ収集
から冷静な判断を下す青学の頭脳。彼の作る特製ドリンクはあまりの不味さから
通称「乾汁」と呼ばれて恐れられている。眼鏡とると美男子らしい。不二とは別の
意味で「敵に回したくない男」という訳で「犬村大角」。

(智)不二周助
・青春学園中等部3年生レギュラー。青学の№2。手塚に次ぐ実力の持ち主。
「白鯨」「ヒグマ落し」などの必殺技を持つ。中性的な顔立ちで人当たりもいいが
毒舌家。機嫌を損ねると何をするか判らないので他レギュラーから恐れられている。
八犬伝でいうなら「犬坂毛野」。だって他に例えようがないし。

(忠)手塚国光
・青春学園中等部3年生レギュラー兼部長。生徒会長も兼任する超真面目な優等生。
とても中学生には見えない外見と、人を威圧する存在感と、ずば抜けたテニスの
才能によって尊敬され恐れられている鬼部長・・・だが、レギュラー達にはあんまり
通じてない。でもリーダー。そんなトコロが「犬山道節」っぽいかなと。

(信)桃城 武
・青春学園中等部2年生レギュラー。パワーショットが武器。男気のある陽気な
性格で、上級生からも下級生からも好かれている次期部長候補・・・らしい。初対面
の因縁からか、リョーマとは妙に気が合ったり合わなかったり。現レギュラーでは
一番まともな性格。人望もある。なので「犬飼現八」でどう?

(孝)菊丸 英二
・青春学園中等部3年生レギュラー。大石とは以心伝心のダブルスを組む相棒。
身軽なアクロバティック戦法を得意とする。不二とは同じクラスの親友。5人兄弟
姉妹の末っ子で人懐こい。にゃーにゃーと鳴く猫人間。大石が「荘助」なので菊丸は
「信乃」・・・甘えたなトコロは合ってるかも。どこか強運なとこも。

(悌)河村 隆
・青春学園中等部3年生レギュラー。普段は親しみやすい優しい性格だがラケット
を持つと二重人格のように性格が変わり、超パワーショットを放つ。家業の寿司屋
を継ぐ為、テニスは中学校卒業までと決断済。不二の言動を止められる数少ない
存在。「毛野」に対する「小文吾」ということで。

(姫)越前リョーマ
・青春学園中等部1年生レギュラー。帰国子女。血筋+努力+度胸のよさからくる
テニスの天才。今のところ無敵な悪魔な小生意気少年。なんのかんの言いつつ
他のレギュラー達も甘やかしている。飼い猫のカルピンにのみ心を許す「犬のお姫様」
ならぬ「猫の王子様」。 そんなわけで「伏姫」決定・・・・?


で、当てはめてみましたが、なんか違う。

・・・・一部、どう考えても合わない人が(汗)
以前にも書いたのですが、伏姫は「頑固で一途で自分を苦行に追い込む」お姫様。
で、(仁)の親兵衛は「最年少で最強」な子。


海堂とリョーマを入れ替えた方がなんかしっくりとくるような。


あと、別パターンでは。
女名ってことで、海堂を信乃にして、乾を荘助にして。大石を小文吾にして、
菊丸を毛野にして。リョーマを親兵衛にして、手塚は道節のままで、タカさんを大角
にして、桃を現八にして。

・・・って、そしたら不二が伏姫? 駄目ですそんなオソロシイ。
上から皆を見ていても見守るんじゃなくて、何するか判らない神女サマなんて(汗)

君はねらわれている  ~再び「ハイスクール八犬伝」~

2005年03月02日 00時43分50秒 | ハイスクール八犬伝


・失踪したクラスメイト・微笑子の”腕”を見つけたことを発端に、里見高校に通う
伏見しのぶと荘田礼子の周囲には奇妙な出来事が起こり始める。クラスメイトの失踪、
先生の事故死、正気で無くなっていく大人達。
 化け物のようになった人間が人間を襲う事件が続いたある日、突然東京は黄泉(魔界)
と化す。礼子達を始めとする一部の人間は東京から脱出するも、謎の事件は続く。
微笑子そのものを身籠ったしのぶや、新しい高校に通い始める礼子など
「オンナノコ」達は、新しい生活を受け入れ、「オトコノコ」達は東京を彷徨う。

そして、牡丹の痣が浮かび上がった礼子達は気づいてしまう。

「もしかして、私達『八犬伝』やってるの?」


□ 八犬士 □

(仁)? (未登場)

(義 )荘田 礼子
・しのぶの親友。右掌に痣。ややブラコン。普通の超能力者で、一番普通的
思考の少女。しのぶと美弥を救う為に黄泉の国への入り口を開く。

(礼)赤岩角太郎
・赤岩進学会の塾講師で真面目な好青年。「夜の知性」の持ち主。「実の母親の弟」
という複雑な戸籍を持つ。二人目の義母・船虫の出現で家は崩壊寸前。

(智)鶴川 智彦
・関係のあった佐藤先生(男)殺しの容疑をかけられている、やや不良っぽい
色黒の美少年。犬川くんを助ける為に魔界へ行き「美少女」に変身。

(忠)犬川 将道
・しのぶ達の同級生。真面目がとりえの体育会系。右膝に痣。さらわれた浜路
くんを追って魔界へ。親友の智彦の素肌に触れると金色の龍に変身。

(信)犬飼 美弥
・元トップアイドル歌手の美少女。頬に痣。玉森梓と山下定包の魔手にかかって
いたが、コンテストに応募してきたしのぶと共に「対牛楼」より脱出。

(孝)伏見しのぶ
・里見高校2年生。右掌に痣。里見高校の異変の後、美少女に変貌。黄泉の国
にて、行方不明になった同級生の魂を身体に宿して妊娠中。伏姫かも。

(悌)犬多古文子
・美弥の親友。本業は女子プロレスラー・グレート山林。実は山林富豪のお嬢様。
強い霊能力を持ち、死都となった東京から美弥達を救い出す。

(姫) ? (未登場)


上記の高校生八犬士以外にも意味ありげな人物が多いのに、未完のままなので
その意味ももやもやしたまま15年近く・・・ハッキリさせて欲しいのですよ(怒

将道の美少年な従兄弟の浜路君、礼子のお兄さんの秀輔さん、浜路君のお母さんの
身体をのっとって痴態の限りを尽くす巫女柴、巫女柴の元・彼氏で、甥っ子の
将道をそーゆーイミで愛している若和尚の大輔さん、などなどなど・・・。

秀輔さんは前半結構活躍していたので、(義)の珠の本当の持ち主はこっちの
お兄さんの方かと思ってた。将道は、親友や従兄弟からせまられてるかと思えば、
叔父の大輔さんには逆の視線で見られていたり。(いや、大輔さんは味方だけど)

読み返せば読み返すほど、ちょっと時代が早かったなーと思う。


八人の王子様は、多摩の八王子でいつ出会うのだろうか?

未完のラストのちょっと前の締めくくりがこの一文。
今のトコロでは、女の子達も混じっているけど、本当は原作通り、「八犬士」は
全員男性で、王子様達なのかもしれない。