ガトゥ・ハロゥ

八犬伝と特撮と山田風太郎をこよなく愛する花夜のブログ。

「さすがの猿飛」での【八犬伝】パロ

2010年09月05日 00時35分46秒 | 八犬伝いろいろ
アニメでも【八犬伝】パロっぽい話をやっていた作品もあったようで。
記憶の中で一番古い【忍者学校】モノ漫画の【さすがの猿飛】に
そういうエピがあったらしい…調べたら「ハチャメチャ・肉丸八豚伝」
がそれっぽい。思い出せば幻魔大戦パロで「ゲンマン大戦」とかあったし。

忍者も燃えますが、【忍者学校】モノもやはりいいなと。

山田風太郎先生の忍法帖シリーズに例えると、甲賀卍谷。
【忍法八犬伝】の八人は、根性鍛えなおせって「甲賀卍谷」へ
無理矢理放り込まれて修行するわけで。(すぐ逃げだすけど)
他の忍法帖シリーズにも出てくる忍者の特訓場みたいな隠れ谷。

【ハリケンジャー】の忍術学園…というか、疾風流忍者養成学校「忍風館」。
鷹介、吼太、七海以外の生徒がジャカンジャに襲われて皆が封印されて
しまってからが物語の開始。「エピソード0」とか作って、学校生活編なんてのも
見たかったかも。もちろんゴウライジャー側の迅雷流の学校の方も。

【さすがの猿飛】は、でぶで食いしん坊なのに天才忍者な設定が楽しい。
私立忍ノ者高校での学園モノコメディ+忍術。校長の娘で幼馴染の霧賀マコちゃん
可愛いし、マコちゃんの親友のスーパーくノ一のスケバン娘の石川ミカは美人で、
猿飛肉丸を先輩として慕う服部君は「アクロバンチ」のジュンみたいな美少年。
セーラー服くノ一、学生服忍者達の現代モノ。

【忍者キャプター】は一応、現代忍者モノではあるけれど皆はそれぞれの
生活を持ってて、でも一緒の家に暮らしてる「寮生活モノ」みたいな感じ。

個人的には【キャラメルリンゴ】も忍者学園モノとしては好きなんだけど
少し内容が幼い上に、先生二人の容姿が…サンジもどきとゾロもどき
じゃなかったら性格的にもキャラ的にも好きなタイプなのに。
罠にかかって蟲に取り憑かれたリンゴは結局どうなったのか。
リンゴ、ララ、キラリとか、やたらとラ行の響きのある名前が多い作品。

【忍たま乱太郎】は、アニメ派と原作派で一時期一線引かれていたけど
今はそうでもないみたい。自分は原作を1巻から真面目に読んで
絵のヘタレさ加減にすぐアニメ派になった方。まさか18年も続いて
まだ続行とは思わなかった。真面目に忍術を解説しているかと思えば
たこ焼き焼いてたり、泡立てて洗い物していたり、フォークダンスとか
踊ってたり。シュールさ加減が絶妙なのがこの作品の人気なんだろうなと。
忍術学園1年は組を中心に、近年ではぞくぞく登場の上級生達を巻き込んで
話の展開も豊富に。学園モノ+寮生活要素も加わって和風ハリポタ風味。

【NARUTO】は海外知名度の高さで、世界で一番知られている忍者漫画
なんではないかな。こっちもクラスがあるけど、班で動いてそれぞれに
担当教師がつく形なので、少数精鋭の傭兵訓練学校といった感じ。
一昔前の忍者モノのイメージを現代風に変えたファンタジー色の強い
忍者モノ。


しばらくは【忍たま】にもぐっていそうです。
ヘンな意味合いは無く、あのアニメ見てると和むというか癒される。
さすが浦沢脚本。

実写版【忍たま】もアニメ同様の浦沢脚本なら期待するかも。

一昔前の【不思議少女シリーズ】の不条理ナンセンスギャグでもいいし。
(くノ一風なら酉年でシリーズのトリを勤めた【シュシュトリアン】とか)
しかし【ちゅうかなぱいぱい】の頃から柴田理恵さんも外見変わらんのですね。
三軒茶屋のおばば役から何年たっているのかと思うし。いっそのこと【忍たま】
にも食堂のおばちゃん役ででも特別出演とかして欲しいくらい。
「お残しは許しまへんでー!」と、浦沢ワールドで叫んで欲しい。

戦う一般人の【カーレンジャー】みたいなシュールなギャグでもいい。
【カーレンジャー】は戦隊シリーズでは浮きまくっているけど
一番真面目に笑いをとっていった戦隊モノだと思ってるので。

頼れる姉御なイエローが実は魔法のスパナを持つ魔女っ子でした。
…なんてサラッと流してしまう世界観がなんとも。