物語の中に登場する料理のまとめ本を読むのが好きです。
または、料理描写が美味しそうな小説とか。
そして、その小説の文章を読みながら想像しながら、
作れそうなものを実際に作ってみたりとか。
今度、映画になる【大草原の小さな家】のローラ・インガルスの
シリーズに出てくるアメリカ開拓時代の料理とか、雪をフライパンに
敷きつめて熱いメープルシロップを垂らしてクリスマス用キャンディとか
(シロップは無かったのでベッコウアメで代用)、ブタ丸ごと解体して
余すところ無く料理するシーンとか(しっぽのあぶり焼きで真似したく
なった人も多いハズ)。
【アイスクリン強し】(畠中恵 著)はお菓子だけれど、最初のエピソードの
「チヨコレイト甘し」であり合わせでパーティ料理フルコースを作るシーン
が凄く美味しそうで。明治期にはまだシーチキンもマヨネーズも無くて
主人公ミナ(皆川真次郎)がいろいろと奮闘するのですが、「なるほど...!」
と今の時代にもちゃんと使えそうな手法なのが嬉しい。
で、今読んでいる真っ最中なのが江戸期を舞台とした時代劇小説
【みをつくし料理帖】(高田都 著)シリーズ。女性が男性と
同じような職人として生きるにはまだまだ難しい時代。
“料理人”として「つる家」で働く少女・澪を中心とした人情時代劇。
作者が女性ということもあって文章の雰囲気や登場人物、出てくる料理が
ほんわりと優しい。“とろとろ茶碗蒸し”、“酒粕汁”、“ふきご飯”.......
ちょっと作ってみようかな、と思わせる“美味しそう感”が半端ない(笑)
そしてまたもう一つ気になったのが、2冊目から登場する、口の悪い戯作家。
清右衛門さん。口が悪いというより毒舌家な感じで最初は、筒井康隆さんイメージで
読んでいたんですが、
(あ、これ馬琴先生?)
と感じさせるような描写があり、すっかりこのシリーズでは
筒井康隆=馬琴先生なイメージに。
まだ2冊なので続きを読むのが楽しみなのです。
いよいよ明後日が公開日。【伏】
別冊文藝春秋の【伏外伝】についてはまた明日。
または、料理描写が美味しそうな小説とか。
そして、その小説の文章を読みながら想像しながら、
作れそうなものを実際に作ってみたりとか。
今度、映画になる【大草原の小さな家】のローラ・インガルスの
シリーズに出てくるアメリカ開拓時代の料理とか、雪をフライパンに
敷きつめて熱いメープルシロップを垂らしてクリスマス用キャンディとか
(シロップは無かったのでベッコウアメで代用)、ブタ丸ごと解体して
余すところ無く料理するシーンとか(しっぽのあぶり焼きで真似したく
なった人も多いハズ)。
【アイスクリン強し】(畠中恵 著)はお菓子だけれど、最初のエピソードの
「チヨコレイト甘し」であり合わせでパーティ料理フルコースを作るシーン
が凄く美味しそうで。明治期にはまだシーチキンもマヨネーズも無くて
主人公ミナ(皆川真次郎)がいろいろと奮闘するのですが、「なるほど...!」
と今の時代にもちゃんと使えそうな手法なのが嬉しい。
で、今読んでいる真っ最中なのが江戸期を舞台とした時代劇小説
【みをつくし料理帖】(高田都 著)シリーズ。女性が男性と
同じような職人として生きるにはまだまだ難しい時代。
“料理人”として「つる家」で働く少女・澪を中心とした人情時代劇。
作者が女性ということもあって文章の雰囲気や登場人物、出てくる料理が
ほんわりと優しい。“とろとろ茶碗蒸し”、“酒粕汁”、“ふきご飯”.......
ちょっと作ってみようかな、と思わせる“美味しそう感”が半端ない(笑)
そしてまたもう一つ気になったのが、2冊目から登場する、口の悪い戯作家。
清右衛門さん。口が悪いというより毒舌家な感じで最初は、筒井康隆さんイメージで
読んでいたんですが、
(あ、これ馬琴先生?)
と感じさせるような描写があり、すっかりこのシリーズでは
筒井康隆=馬琴先生なイメージに。
まだ2冊なので続きを読むのが楽しみなのです。
いよいよ明後日が公開日。【伏】
別冊文藝春秋の【伏外伝】についてはまた明日。