8/22木曜 Rolling Stones NO FILTER TOUR 2019をTHE ROSE BOWLで
とうとう、この日がやってきました。当初5月11日(土)の予定だったこのツアーは、ミック・ジャガーの手術で延期となった。5月にこれを観に来る予定だったぼくは、W650のバイクツーリングで、4月30日に岐阜市内で転倒し、足指を骨折し松葉杖の人となった。https://blog.goo.ne.jp/kazuya_mizuki/e/16c9da36005f57d58d2208bf3dbc12cc
一体どれ程の縁なのか、8月に延期となったこのスタジアムに、足もすっかり治ったぼくが観にくることができた訳です。キース・リチャーズのインタビューによると、Liveツアーはこれで最後の可能性も?
この日は親戚の学生が、車は混雑するからと自分はLiveを観ないが、送迎をしてくれると言ってくれていました。スタジアムに直接車を乗り付けての送迎はとても時間がかかるとのことで、オールドパサデナから出るスタジアムへの送迎シャトルバスを、ぼくら2名分予約してくれたうえで、自分はオールドパサデナで時間を潰し、シャトルバス乗降のところで我々を拾うと。オールドパサデナは、雰囲気的には東京でいう目黒あたりの感じで、ティファニーといったブランドショップも多数あり退屈しないからと。何て細やかな配慮でしょう! 当初は19:30開演なので、ロスでスペースシャトルでも見学していこうかとの案もありました。しかし調べてみればみるほど、余裕を持って行った方がいいことが解り、この日はとにかくStonesに集中することに。
ぼくらは前回のサンタクララでのセットリストを、公式Face Bookからスクリーンショットして準備。ぼくはLive直前や最中は、トイレに行きたくなるのを避けるのと、非冷静な興奮状態にならないためにと、アルコールは飲まないことに決めていました。その代わり、ランチビールを飲み、出発予定時刻の15時頃にはすっかりさめた状態で家を出た。途中ロスに近づくにつれ、車は渋滞。パサデナではさらに渋滞し、シャトルバス乗り場に着いたのは17時頃でした。バスを予約済の人たちでも、シャトルバスに乗るのに長蛇の列。ぼくらは1時間近く並び18時頃ようやくシャトルバスに乗れました。
バスを降り、スタジアム入る荷物チェックでまた一難。チケット購入先からは盛んに持ち込むバッグサイズについてアラームメールが来ていましたが、荷物検査ではバッグそのものも持ち込みがだめだと言われた。それでバッグから必要物を出し、与えられたビニール袋に入れてバッグを預けて入場。双眼鏡の持ち込みはOKでした、ヨカッタ。
何はともあれ、19:00時前にはようやく持っているチケットの、SECTION7-H LOW72 SEAT101&102シートに着席できたぁ。親戚とお互いにStonesレーベルのスクリーンをバックに写真を撮り合っていると、隣席の高齢カップルの男性がぼくら2人を撮ってあげると、ぼくらのスマホのシャッターを押してくれた、親切。押しかけてきた人々は、60代、70代を軸に、50代、80代も。結構20~40代とおぼしき年齢の人々も目につく。それにしてもスタジアムは19:15近くなっても、まだ4割ぐらいしか席が埋まっていない。トイレを済ませ、19:30になっても全体の席が埋まらず、この時間になりKALEOというバンドの演奏が始まり、ようやく解りました。19:30は、前座バンド演奏の開始時刻だったのです。
1時間近く彼らが演奏し、またインターバルです。21:00近くなり、有名人とおぼしき男性が登場。彼のコメントで会場全体が沸きます。親戚はその時トイレに行っていて通訳してもらえず、、ぼくは後で知ったのですが、「下記URL」と、いうことだったんですね!
NASAが22日、火星にある小さな岩石の愛称を、英人気ベテランロックバンド、ローリング・ストーンズにちなみ「ローリング・ストーンズ・ロック」と命名。それをこのステージで、人気俳優ロバート・ダウニーJr.が発表!ということだった。
21:00時となり、親戚もトイレから自席に戻り、スタンド席は機材などで見えない席以外は満杯。観客は、ビールを飲みつつだったり、あちこちからマリワナの煙が立ち昇る(タバコは禁煙のよう?)という雰囲気の中、いよいよオープニングです。今回のオープニングはJJ FLASHではなかった。ぼくは、頭の中が真っ白になりそうな感覚。ミック、キース、チャーリー、ロニーが登場し、ステージが始まり、進んでいきます。ミック・ジャガーの声、動きは、昔から変わらないあのクネクネした動きと声ですっ。JJ FLASH は、後半しっかり演ってくれました。
ぼくはTUMBLING DICEやROCKS OFF あたりで、少し冷静さが戻ってきた感じ。観客は総立ちです。幸いぼくの席は左が通路の階段で、ステージを視覚的に塞がれることはない。スタジアム内では、売り子は飲み物等を売り続けている。動画や写真を撮ってはいけないと言う日本のような係もいない(でもこのブログには、影響なさそうな最低限以外のUPはやめておきますね)。次第にぼくは、曲ごとに以下のプロセスを繰り返すパターンを定着させていきました。曲毎に、まず写真。次に短時間だけどムービーを撮る。その後双眼鏡でメンバーの動きをアップでチェック。それをすませてからその曲に乗ってリズムをとり、声を張り上げてノリノリになる。この繰り返しです。
背後の大スクリーンは4つ。曲調により、例えばPAINT IT BLACKでは黒いトーンになり雰囲気を強調します。以前からキース・リチャーズは自身が歌う曲を2曲程度やりますが、今回も2曲連続で。ぼくはキースの歌では、BEFORE THEY MAKE ME RUNが一番好き! その一番好きな曲を、Liveで聞いていることにやはり相当興奮してしまいましたぁ。
ぼくにとって時間はあっという間に進んで行き、ラストのSTART ME UP、BROWN SUGER…アンコールは予定どおりGMME SHELTER=ぼくが彼らを大好きになったきっかけの曲と、SATISFACTIONです。この曲の終りの方でスクリーン後ろから花火が打ち上げられて、ENDでした。
終わったのは、23:00過ぎ。あずけたバックを受け取り、シャトルバスの列に並び、待っていてくれた親戚の学生の車に乗れたのは24:00近く。「オールドパサデナで、退屈せず待ってたよ」と言ってくれ、助かりました。さすがに帰りのハイウエーは渋滞なく、家に着いたのは25:00近く。缶ビールを1本飲み、歯ブラシをして眠りに就きました。
8/23金曜 帰国=24土曜到着
翌日金曜から親戚は、完全に日常に戻る日。ぼくは帰国の日です。最初にさよならをしたのは、親戚のご主人の出勤時。次のさよならは、休みを取ってぼくにフルで付き合ってくれた親戚の出勤時。2人とお別れのご挨拶をして、家で1人のタイミングになりシャワーを浴び、簡単な朝食を冷蔵庫から取り出していただきました。
LAX発12:40の2時間前に空港に着くよう、9:30に親戚の学生が車で迎えに来てくれた。3番目にさよならをしたのは、愛犬君です。そして最後にさよならをしたのは、昨日も送迎してくれ、今朝も空港に送ってくれた親戚。出発ロビーにぼくと荷物を降ろすだけにし、車を駐車場に止めて見送られたりしないことで、別れを悲しまずにはすみました。Line等もあって、別れた後も盛んにコミュニケーションできますしね。
帰りの機内では機内食にビビンバがあり、今回始めて機内食を美味しく食べた。仁川までの機内ではまた映画を1本見て、できるだけ眠らないようにしました。仁川で乗り換え、成田に着いたのは21:00頃。
余った$やウオンを円に変えてしまい、東京駅までバス。東京駅からJRで、家に着いたのは24:00近くでした。すぐにぐっすり眠り、今回も時差ボケ知らずですみました。
<今回のまた行きたい>
大谷、Stones、ワンコ、海、散歩、スーパー等々、日本ではなかなか得られない、楽しいことばかりだった、感謝。また行ってもいい?