おじいちゃんの小さな疑問集(旧:おもりぽ)

「おじいちゃんがふと抱いた小さな疑問」を、載せさせていただきます。答えや共感や異論があればぜひコメントを!

片田舎町内会リポート.4

2006年11月28日 | Weblog
【リポート4.四月の活動】
 4月に入り、いよいよH18年度の班長としての仕事が本格始動いたします。まずは4月16日(日)の、あけぼのA丁目自治会の上位組織である、あけぼの東区定期代議員総会への出席。

 ここでちょっと驚いたのは、前回3月の集会にゲストで来ていた、例の政治化然とした白髪の区長は、長年務めた区長を昨年度で引退。今期からは、細身で口髭の60代とおぼしき男性が、何と!立候補にて、新区長に就任したとのことでした。

 新区長になった本人の挨拶によると、「立候補してみたら、まさかの自分1名のみの立候補で、あっさり区長になってしまい、ビックリしてます」との弁。仕事をリタイアして、啓蒙書かなんかで「自治会などに積極的に参加し、地域に溶け込もう!」とかいうフレーズに反応して、「とりあえず立候補して選挙の結果、副会長とか書記あたりからいこうかな?」と考えたんでしょうかね?

 これ以外には、特筆すべき面白ネタはなしでした。まあ、「あけぼのA丁目」の班長の出席は、上位組織である「あけぼの東区」の総会の、賑やかしといった感じの役割でもありますので…。

 4月の次なる出番は、4/23(日)にあった、「あけぼのA丁目自治会、第1回役員会への出席であります。先週の16日に続き、連続だから忙しいですよね。この会合の主旨は、ひと言でいうとH18年度の役員や班長の顔合わせと、年間の行事の予定確認、であります。

 資料としては、

①平成18年度 事業活動予定表

②班長の仕事について

③自治会費集金にまつわる資料(集金の要領案内や、集金袋、領収書など)

が主でした。

 ①と②では内容的にダブるので、②の内容に沿って紹介すると、班長の仕事は、

-あけぼのA丁目役員会、あけぼの東区総会等に出席してね
-春のレク歩け歩け会、夏祭り、町内運動会など 行事の運営を頼むね
-あけぼの東区公民館の清掃(年4回)もよろしくね
-清掃関係でついでにいうと、町内清掃活動(年2回)もあるよ
-あと集金関連では、自治会費をはじめ、色んな募金ものの集金
-回覧も、地域の広報や、子供会からのお知らせ、廃品回収、訃報等色々あります
-自治会入退会者の手続きとか
-班の懇親会とか


何せ、忙しいよん!と言わんばかりの「班長の仕事案内」の内容です。

 ぼくの班は、第×(数字)班=以降、「×班」と表記で、地元の工務店が4年前ぐらいに販売した6戸程度の世帯に、以前からある世帯を分割して組み合わせた、合計10世帯ちょっとの班です。

 資料としてもらった全班の表を見渡すと、多い班は20世帯近くあり、平均15世帯程度という感じでしょうか。集金なんぞも結構大変そうで、ぼくの班は10世帯ちょっとでまだよかったと、プラスに考えたぼくでありました。

 ところで、この頃から考えていたことがあります。本年の班長は全員来年H19年度の役員になり、2年越しのオツトメであることは、以前からわかっていました。そのうえでまず第1は、来年の役員の役職は、どうやって決まるのか?という疑問です。第2は、もしかしたら来年の役員の中から、上位組織である「あけぼの東区」の役員が選出されたりして、人によっては3年間の奉公になったりすることもありえるのでは?という疑問です。

 この疑問2つは、何となく「簡単に周りの人に聞いて解消してしまっていい類のものではないのではないか?」という気がしました。そこでぼくが得たひとまずの結論は、「会合や行事等の活動では、とにかくおとなしくしていて、目立たないように、ひっそり息づいていよう!」という決意。

 何か仕切っちゃったり、目立っちゃったりして、「あいつは取りまとめができる便利な奴!」なんて思われ、「来年の会長だとか、行事幹部だとかに推薦でもされたら超面倒ではないですか。そのうえ、あけのぼ東区の役員に押され3年目のオツトメなんて、シャレになんないから…」と、かつて抱いていた議会議員への野望など、どこ吹く風。

 同じ時期に始まった、以前住んでいた地元ソフトボールチーム参加の大会が始まったのにも関わらず、これらの会合で出場できないフラストレーションを抱えながら、「とにかく静かに、おとなしく、ひたすら面白ネタを拾って楽しむことに専念するに限る!」と、強く心に決める、ぼくでありました。
―――
 次回「リポート5.集金とクリーン運動」につづく…。へたくそとはいえ、ソフトボールの公式戦に出られない日々が今後も続くのですぅ。
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片田舎町内会リポート.3

2006年11月22日 | Weblog
【リポート3.自治会総会模様】
 待ちに待ったとは反対の、ウザがるうえにもウザガっていた3月19日(日)、「あけぼのA丁目自治会総会」の当日が、とうとうやってまいりました。

 事前に届けられた「総会議案書」にあるとおり、この日はH17年度の活動報告をかねた決算報告。H18年度の主な活動と、予算案の審議。新旧役員と班長の紹介と交代。これらを一気に報告し、審議し、承認してしまおう!という、そんな盛りだくさんな会合であります。

 強制的な順番とはいえ、今回の総会より初登場の新班長としては、いくらシブシブでも遅刻はマズイだろうと、少し早めの定刻10時10分前に着くように、15分前に家をでました。徒歩2分の「あけぼの東公民館」へ向かう道程、同じ目的で公民館に向かう人は、この時間はまだまばら。

 公民館は1戸建の平屋で、玄関で靴を脱いでスリッパに履き替えて上がり、左は広い板の間、右は畳敷きの間という構造になっています。この度の年度代わりの総会は、左手の板の間にて行われます。会場に入って見てみると、司会等旧役員は議事次第が書かれた黒板を背後に、デスクがあります。そして、参加者はそれに向かい合った形で、パイプ椅子のみが並べられている形式で、参加人数的には、1年の会合のうちで最も多いのであろうことが、うかがえます。

 前から数えて真ん中あたりの左端の椅子に、とりあえずという感じでぼくが腰掛けたのは、開始予定時刻までまだ10分以上ある時刻。1/5程度の人数が、会場内のどの位置の椅子に座ろうか、思いあぐねている様子でした。時間が経つうちに次第に集まって来た人々が、思い思いの場所の椅子に座りはじめます。

 年齢的には、ぼくが予想していたよりも高齢の方が、比率としては結構高い感じ。男女比でいうと、男性が6割で、女性が4割というところでしょうか。年度替わりの節目の総会ということもあり、以降の細かい会合では、女性(奥さん連中)比が高まるのだろうなぁ、と思われます。

 そんな全体の様子をチラチラと観察しつつ、資料を眺めていたぼくの斜め右後ろで、痩せ型の50代とおぼしき男性が、彼の隣に座った知り合いと思われる男性に、何か熱心に語っています。どうも、H17年度決算報告文内の、ある項目について、「どうもこれは怪しい」との主張をしていて、「自分はこれを質問してみるので、賛同と支援を!」と頼んでいる様子。知り合いと思われる男性は「うん、うん」と相槌は打つものの、彼の主張に同意しているのかほとんど聞いていないのか、なんだか解らない反応です。

 一方役員席側には、白髪に毛糸の帽子をかぶり、ダウンベストを着た老人が登場しました。彼は現れるなり「今日はぼくはゲストなんだから、中央の席は変だ。端っこにしてくれ!」と、自分の肩書きの表示を、勝手に端の席に置きなおし、席を入れ替えてしまいました。

 置き直した肩書きを見ると、「あけぼの東区長」とあります。「あけぼのA丁目」の上位組織である「あけぼの東区」の区長だったのですね。区長は白髪で、相当高齢に見えましたが、席を替えてしまうときは随分と大声でした。しかしその後、彼は知り合いをみつけては、そばに寄っていって相手の耳元でコソコソと、内緒風の話をします。その声は小さくて、到底ぼくには聞こえません。なんだか、よく国会模様のニュースなどで見かける、根回しをする派閥の幹部議員といった風に見えなくもありません…。

 ここら辺からぼくは、「かつて住んでいた団地とは、随分様子が違うな」と、思い始めていました。前に住んでいた団地は開発された団地で、集まってきたもとの地域は色々ではあるものの、おおよそ同じ時期に、おおよそ同じ世代の人達が買い、おおよそ同じような時期に子供が生まれ、同じような時期に幼稚園、小学校と進む、同期生比率の高い団地でした。だからとても話しも合い、無駄を嫌い、効率を優先する風潮のなかで、予定調和が取れていたのです。

 ところがここは何か、プンプンときな臭さが漂っています。いよいよ時刻になって、
1.旧役員が開会を宣言
2.旧会長が挨拶
3.ゲストのあけぼの区長も挨拶
4.集合人数チェックの結果より、総会成立の資格がある会合であることの宣言
5.前もって決められていた様子の、議長の選出
 そして、議長の司会のも、と議事が進行し始めます。

 冒頭、議事内容をおおまかに案内はしましたが、あらためて議事を紹介すると以下です。
6.平成成17年度 事業報告
7.平成17年度 会計決算報告
8.決算の監査役員による審査報告
9.平成18年度 事業活動案 審議
10.平成18年度 予算案 審議
11.新役員紹介ならびに連絡事項
12.閉会

 何と驚いたことに! 議事内容では、たくさんの質問が出ました。やはり7.8.あたりでの、お金にまつわるところに第1波の質問が集中。主には、金額が比較的大きい項目の、内訳の説明を求める質問でした。例の、痩せ型50代男性もここぞとばかり、質問。「渉外費(区費)は40万以上と金額も大きいが、どういう内容のものか?」という質問。回答は、「上位組織である<あけぼの東区>の活動費として、毎年支払っているもの」という内容。

 質問者は、「上納金を払う必要があるのかどうか?」の論調で食い下がりましたが、「では上位組織は何を原資に活動するのか?」という反論にあい、頼みの事前根回しの隣の男性からも助け船は入らず、この議論はちょん。なんか張り切っていたわりには空振りで、「あけぼの東区の決算報告内容に注意し、無駄使いされないよう、よく監査していく必要がありますね」と、尻すぼみに終わりました。

 9.10.の議事あたりの、平成18年度事業活動案や、予算のところでは、「活動内容に新鮮味がない」という指摘がでました。しかしこれは、「旧役員下で新年度の活動案がつくられるから、当然前年踏襲の活動内容になる道理だ」的な方向に、議論は流れていきました。当たり前といえは、当たり前。そんで結論は、「H19年度案は、H18年度の新班長であり、H19年度には役員になる人達が活動案を活発に議論されることに期待し、H18年度案はこれで承認」という、得意の先送り的結論。結局H18年度の班長=ぼくらに、頼むねと言われたカッコです。ジャンジャン!

 それにしてもぼくは、「気の持ちようで、町内会も結構楽しめるな」と、しきりに心の中で感心していました。根回しまでした質問に失敗して、中途半端に終ったり。しょぼい服装ながら、雰囲気だけは政治家然とした区長が来ていたり。しごくもっともな質問で議論噴出するも、結局先送りの結論に落ちついたり。紆余曲折、波乱万丈、とても面白い! この時はまだブログでも面リポ企画を考えてませんでしたが、まさに「おもりぽ」にふさわしいネタが拾えるなと…。
―――
 次回「リポート4.4月の活動」につづく…。いよいいよ班長としてのお仕事の始まりです。
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片田舎町内会リポート.2

2006年11月18日 | Weblog
【リポート2.過去の野望】
 思い起こせば、現在の家に引っ越してくる前。ぼくは同じ埼玉の片田舎で、分譲団地暮らしをしておりました。当時の住宅都市整備公団が、戸建住宅と中層団地を組み合わせて中規模(ニュータウンみたいな規模が大規模だとすると、そこまでではないという意味)に開発して分譲した、団地の方を買って住んでいたんですね。

 そこでは、団地の組合役員という役回りがありましたが、10年ちょっと住んでいてその役が回ってくることは、ありませんでした。中層団地は、1建物につきおよそ平均50戸程度の世帯数があり、各建物から抽選で3名程度が役員に選出される勘定でしたので、ざっと考えて15年強に1度程度の確率。10年以上そこに住んでいたわけですから、運が良い(?)といえば、良かったのかも知れません。

 一方である時期ぼくは、「団地組合役員に、立候補しちゃおうかしらん?」などと、大胆なことを思っていた時期もあったのです。少し長くなりますが、説明をいたします。

それは、当時上の娘が幼稚園児だった頃のことです。娘の運動会を、奥さんに命じられ朝早くから並んで何とかキープした場所で、観戦していました。10月初めの秋まだ暑い炎天下、暑いし前の人の頭が邪魔! みたいな、ちょっとイラついた気分です。

 そんな状況下でふと見やると、場所取りなんかせず、しかし競技を観るには絶好の位置で、テントの下の日陰で炎天をものともせず、涼しげに眺めているヤカラが居るではありませんか?! そうです、来賓席で招かれた町の議会議員が、ホケッとぼくの娘達の運動会を眺めているのです。

 「そうか。娘が幼稚園児だったり、小学生のうちに議員になっとけば、何の苦労もなく特等席で、運動会を観れるのか…」と、短絡的にそんなことを思ったわけです。そしてその思考は、すぐに「町の議会議員って、他にどんな利権があるのだろう?」という、疑問に発展。

 知事とか、国会議員とか、大臣とかの利権については、新聞ネタ等で何となく想像がつく気がします。しかし、市町村レベルの議会議員となると、ちょっと想像がつかない。「どのような美味しい利権があるのだろう?」 「そういえば新聞の地方版で読んだ記憶では、この地域は3千票くらいで議会議員に当選するようだったよな…」

 「いっそ議員になってどんな利権があるのか、身をもって体験しちゃうという手もあるのでは…。最低でも運動会はテントで観れるわけだし」「3千票程度なら、そんなに可能性ないわけでもなく、票取れるのでは?」と、調子に乗って考えはじめ、「そのためには、なにからはじめよう?」と思いめぐらし、「そうだ、団地の組合役員になって、まずは団地票から固めていくのが王道だよな」と、なったわけです。

 しかし、<娘の運動会をテント下の特等席で観たい>という、極めて短絡的な発想から巡らした思考でしたので、その後このプランはすっかり忘れていました。それから時は過ぎ、冬になり、年も明けたある土曜の昼。奥さんに「明日10時から、団地役員の抽選会だから出席頼むね」と、命じられました。

 「うん?団地役員?何かひっかかるものがあるな…」と記憶を探すと、ようやく思いだしました。「そうだ、次の役員に立候補でもしようかと考えてたんだ!」。しかし時すでに遅し。立候補者募集の期日はとうに過ぎ、だあれも立候補しないので、いつものごとく抽選ね。という抽選日が、次の日だったというわけです。

 娘の運動会を眺めながら考えた野望をすっかり思い出し、翌日、「こうなったら、抽選に当たるのを祈るしかない」と、奥さんの手前口にはださずに密やかに胸に秘め、当時幼稚園児の娘を伴い、団地自治会室にむかうぼくでありました。

 当って欲しいなんて思っていたのは、集合している奥さん連中や、そもそも抽選会に来ることさえ嫌々で、奥さんに命じられて仕方なくきた大勢の世帯主のなかで、たった1人、ぼくだけだったに違いありません。

 しかし、嫌だと思うと当り、当って欲しいと思うと当らないのが、抽選の常であります。すでに役員をこなした世帯は抽選対象とはならず、当ってもおかしくない確率だったのですが、見事に外れてガッカリ。早々に野望は絶たれてしまいました。

 そんな失望状況の中で、抽選会場の自治会室を後にして、掲示板をふと見やると、「ソフトボールチームの仲間募集!!」の、手書きのポスターが貼ってあるではありませんか。「おや、最近運動不足だから、地元のソフトボールチームで運動をやるのもいいな」「うん?チームに入って人望を集め、チームの連合かなんかの票をとりまとめて、晴れて議員に、という手もあるよな」。

 その時からこのソフトボールチームに入り、引っ越した現在でもこのチームで、もう10年以上もソフトボールを続けています。チームメイトには未だこの動機は言ってないのですが、実はこんなすっとぼけた動機で入り、でもソフトボールを楽しむことがメインになってしまったのですね、ハハハ…。
―――
 次回「リポート3.自治会総会模様」につづく…。やっと、自治会活動のリポートに移っていくわけですが。
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片田舎町内会リポート.1

2006年11月16日 | Weblog
【リポート1.総会案内】
 いよいよお待ちかね(誰が?)の、町内会リポートです。現在居住の埼玉県の片田舎に越してきておおよそ4年、本年平成18年度に、とうとう町内会の班長さんという役が回ってきたことは、このリポートの企画概要紹介の際にも、述べさせていただきました。

 そうなんです。とうとう回ってきちゃったんですね、町内会の仕事が…。おまけに、当町内のシキタリによると、1年目は自分が居住している班の、班長をする。そんで翌年は、自治会の役員をする!という何とビックリの、2年越しのご奉公という厳しいシキタリなのであります。

 うちの奥さんには、「自分がその班長さんの役回りをこなす」なんぞという献身的な考えは毛頭なく、完全拒否モードであります。否応なく、ぼくが対応せねばなりません…。シブシブ…。今年H18年の3月はじめにポストに届いた資料を、そんな憂鬱なシブシブ気分で眺めておりました。

 資料は、3月19日(日)10時より、「あけぼのA丁目自治会総会」(仮称)を開催するので、新・旧役員と、新・旧班長は、必ずや出席せよ! という内容のもの。あわせて「平成17年度あけぼのA丁目自治会総会 議案書」なるものも一緒に届いていました。すでに説明したとおり、我が家は、「H8年度の新班長」に相当して、必ずや出席しなくてはいけない立場なわけですね。この時点では、なかなかそれを認めたくない気持ちが、とても濃くありつつも…。

 ここで、話しをわかりやすくするため、自治会の組織構成を説明させていただきます。ぼくも越してきてから4年、ほとんど意識なく過ごしていたので、班長になってはじめて認識したのですけど。実名出すと後でさし障りがでそうなので、あくまで仮称ではありますが。

 まず最上位の組織としては、市・町・村の行政区単位に対応した、「たいよう」という自治会組織があります。この組織単位では、運動会を開催したりします。そして「たいよう」を構成する、その下の構成として次に、「あけぼの東区」という組織があります。この組織単位では、自治会主催の春のお花見会や、夏祭りを開催したりします。

 そしてさらにその下の構成として、「あけぼのA丁目」という組織があります。この組織単位では、春のレク歩こう会を開催したりします。そして最後に、さらにその下の構成として、班があり、この組織単位では、冬の新年懇親食事会を開催したりするわけです。あけぼのA丁目自治会を構成する班は、17もの班があります。

 組織構成が4層にもなっているわけで、住所表示で説明し直すと、次のような感じでしょうか。例えばぼくの住所が「たいよう市あけぼのA丁目123の17」だとしましょう。「たいよう」の下に「あけぼの東区」があるので、ここではあけぼの全体では大きすぎるので、住所表示上は存在しないが、あけぼのを東西南北4つに分けたか、東西の2つにわけたかかな? と推測できます。実はぼくは未だ、東区以外がどうなっているかは、知りません。

 そしてさらに、あけぼの東区をさらにいくつかに割って、「あけぼのA丁目」があるのだな、と推測できると思います。こちらについては、ぼくは他の組織も認識できていて、「あけぼのB丁目」、「あけぼの会」と、全部で3つの組織で構成されている、というのが答えです。

 それにしても2つは名称に「あけぼの×丁目」を名乗っているのに対し、1つだけ「あけぼの会」と名乗っているのは、違和感がありませんか? そうなんです。「あけぼの会」は古い戸建て住居が多く、どうも推測するに、開発の初期はあけぼのの自治会は1つだったのではないか?と。そこで「我こそがあけぼのだ!」と言わんばかりの名称を使い続けていると…。そう考えると彼らの態度も、何かにつけ本流ヅラしている感じに思えてくるんですけどねっ。

 おっといけない、話が飛んでしまった。とにもかくにも、「あけぼのA丁目自治会総会」なるものの案内と、総会用の資料を眺め、シブシブ態度のぼくは、一方で実は過去に、自治会役員に進んでなろうかと思ったこともあったことを、ぼんやり思い出したりしてもいたのです。
―――-
 次回「リポート2.過去の野望」に、つづく。たかだか町内会リポートで、おおげさだけど…。
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