日々雑感

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責任感と正義は何処にあるのだ

2009年10月04日 | Weblog
責任感と正義は何処にあるのだ

インターネットから引用すると、
JR福知山線脱線事故の調査報告書案が公表前に漏えいした問題で、JR西日本は2日、被害者への説明会を17、18日に開くことを決めた。航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委員会)の元委員から報告書案を事前に入手した山崎正夫前社長ら幹部が謝罪し、経緯を説明する。

JR福知山線脱線事故の調査報告書案が公表前に漏えいした問題の意図するところは読めている。
責任を少しでも軽くするためには、あるいは最もらしい言い訳をするにはどうすればいいか。と言うことにヒントを得たり活用したりするところにある。
これは別に被害者家族だけでなく市井の常識人だったらそう読むだろう。

自己責任や自社責任を如何に重く受け止めて、深く反省し今まで以上に被害者やその家族の意に沿うように、真摯に向き合うことに利用するためと思えるだろうか。

理屈ではない遺家族の感情問題に、またそれまで以上の不信感を生んでこじらせてしまったのではないか。

人の命を預かっている大会社がこの程度の低いモラルと責任感でこれだけ大きな事故によって発生した不信感をぬぐおうとするのは、無理である。

一歩前進二歩後退 。現場で遺族と直接対話している職員の気持ちを考えて見たらどうだ。謝るのは遺家族だけではない、足を運びお詫びに廻る自社の社員に対してもだ。