日々雑感

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10-39貧困婦女子

2015年01月11日 | Weblog
貧困婦女子

経済的な困難婦女子に対するGDPに対する支出は世界最下位と統計は語る。
シングルマザーは貧困のために生死スレスレの線で生きている。
政府は重い腰を上げて様々な支援策を実施するが、社会の隅々までには行き渡っていない。いろいろな政策そのものを知らない人も多いらしい。
最先端の窓口になるのは地方公共団体であるが、積極的に援助の手を差し伸べているとは思えない。
極端な例では食パンの切り端をもらってきてそれをいちにちの食事としていることもある。こんな現状を知ると、女性の社会進出だとか出生率の向上とは言う事は絵に描いた餅だとつくづく腹が立つ。
我が身1つを養いかねている上に、子供の養育負担を背負い込んだらどんな悲惨な状況が生じてくるか容易に想像がつく。
。山上憶良の貧窮問答歌の昔から、庶民は生かさぬように、殺さぬのように生活させられている。

日本が経済大国になったと言われてから久しい。ODAには派手にばらまくが社会格差を少なくすることが先決ではないか。
国の経済が破綻するといわれるギリシャよりも恵まれない婦女子が大勢いるというのはなんとしても政治のあり方が悪いとしか言いようがない。
年末の今日も貧困女子の悲鳴が聞こえてくる。なんとかしなくては…。個人的な慈善事業やボランティア活動だけではとても解決しきれない問題である。