日々雑感

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テスト

2011年01月13日 | Weblog

テスト

テスト、テストの世の中である。 その結果によって、色付けしたり、輪切りにしたり、受ける側、する側もたいへんである。 そりや誰だって、自分がある日、能力測定され、評価されるのは、いや決まっている。
私も、個人的には、テストがない世というものは大歓迎だ。
必要悪だと分かっていても、人の能力を測定しなくてはならないのが人の生存は、究極において、生存競争の上に、成り立っているという現実の必要性から出ている、ようだ。
競争がある限り、それには必ず評価が伴う。つまり、人間の生存、には必ず評価がつきまとう。
ところで、人間が下した評価によって人間の値打ちを、真実に測定し、断定することが果たして可能かどうかは、ともかくも、人類の進歩前進を導く、原動力が、必然的に競争を伴うものである。つまり、人類が続く限り競争とその評価はつきまとう。節目のない生物が、この世に存在できるだろうかというと、おそらくそれはいないだろう。
だからテストが必要悪であっても、不可欠だと言いたかった。


こんな次元ではなくて、孫が受験する時期を迎えた。合格するためには親も子必死である。能力の足りない部分は、金によって学力をつけるので有る。それがまた半端なものじゃなくて、子供に毎日塾に行くように仕向け、夜の弁当作りが始まる。夜半過ぎまで勉強して帰ってくる子供を迎えに行くために、痴漢が出るという噂のある通りを、自転車でぶっ飛ばす。 これが幾年にもわたって続く。その様子をつぶさに見ているだけに、孫が志望校に合格した通知を取ると、わがこと以上に喜んだ。こんな極端なことはないにしても、人生はこれからも、これがずっと続く生存競争があって、それに耐え抜いて生きているのが、自然の法則であるならば、これもしかたがない。テスト云々の問題ではない。適者生存と言う言葉の裏にはこんな現実が隠されている。


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