ゆすりはそっちだろ

駐沖縄総領事だったケビン・メア氏が、東京と沖縄へ2週間の研修旅行に出発する直前のアメリカン大学の学生らを前に昨年12月行った講義で、「日本の和の文化とは常に合意を追い求める」と説明した上で「日本人は合意文化をゆすりの手段に使う。合意を追い求めるふりをしながら、できるだけ多くの金を得ようとする」と述べた。沖縄については日本政府に対する「ごまかしとゆすりの名人」「怠惰でゴーヤーも栽培できない」などと発言。普天間飛行場は「（住宅地に近い）福岡空港や伊丹空港と同じ」で特別に危険でないとし、日本政府は仲井真弘多知事に「お金が欲しいならサインしろ」と言うべきだ「思いやり予算はアメリカ政府にお得な取引であり、それを無に帰する憲法9条改正は望ましくない」と述べたと、学生たちが纏めた発言録（原文はこちら）に記載があったと言う。

確認を求められた学生たちは、「メア氏は間違いなくこう言った」「偏見に満ちた言葉に驚いた」「人種差別的発言だと感じた」と証言している。沖縄がゆすりの名人なら、そこから漁夫の利を得ているアメリカは、ゆすりのピンはねの名人、か。

しかし、日本のメディアは沖縄がこけにされたことだけしか報道せず、日本国政府の思いやり予算は米国に有利な取引、憲法9条改正は米軍駐留ができなくなるので望まない、などという勝手なことを言いたい放題であったことにはなぜ言及しないのだ、日本がこけにされてるのに、こんな情けない顔していても発言者は国務省（日本の外務省）高官だぞ。属国根性丸だしやん。。。

写真は岩手日報より