一緒に!

重度自閉症・知的障害児の息子と、自閉症と娘たちと夫との暮らしを赤裸々につづります。

折りに触れて

2018-11-24 08:42:55 | 日記
今朝
ジャケットとネクタイで仕事の準備をしている夫に、



みーくんは、
「その服着ないで〜行かないで〜」という感じで、

夫にまとわりつき、
必死に
ジャケットを脱がそうとしたり、
ベルトをするのを邪魔をしていました。


トートと過ごしたい!と
意思表示してくるみーくんに夫もメロメロ。



みーくんは
体は5〜6歳だけど、
中身やしぐさは、まだまだ赤ちゃん。
1〜2歳くらい。


だから私たちの可愛がり方も
1〜2歳の子どもの可愛がり方!!


夫も
私も
みーくんのことが
可愛くて仕方がないのは、
共通です。


それだけは
唯一
気持ちを共感、共有できることがら。


でも、
「可愛い」のは共有できても
「大変」なのは。。。??








昨日の午前中、
私は
ダンスのレッスンがあったので、



みーくんを夫に任せて出かけ、
お昼に、買い物をしてから、
帰宅すると、、



ほんの
2時間ほどだったのですが、



夫はもうぐったりうんざり〜な様子で、
私が帰ってくるなり、


「ほんま大変やわ!!」といいました。



みーくんが、
めちゃくちゃ飲み物こぼしまくるわ、
散らかしまくるわ、
あちこち登りまくるわ、
悪いことしまくるわ。。。


と、
大変さをさんざんアピールしてきましたが。。。




私がダンス行って留守にしてるあいだ、
大変だったね、ありがとう。。。と言う気には
なれず。





それ、
毎日一人で途方に暮れながらやってるんやん。


そんなみーくんの世話をしながら
家事ぜんぶと、お姉ちゃんたちの相手もしてるんやん。



とか、張り合っても、
意味がないことはわかってるから、
言わないけど。


夫には、
なんにも
言えずでした。



私が帰ったあとも、
みーくんの行動はたしかに激しかったし、



大変さは、
めちゃくちゃわかります。

行動が落ち着かず
ずっとウロウロ危ないことやいらんことをして回るみーくんに
付いて回るのは、
ほんとに目が回るし、
気が抜けないし、

落ち着けなくって、大変だと思う。



夫も私も、


どちらかが
「頭が痛い」と言えば、


もう一方は

心配するより、共感するより
「こっちのがもっと大変」と


さらに大変と、かぶせてきて、
対抗してくる。


いつから
こんな風になったんだろう、
互いがもっと思いやりを持って
相手の立場に立てたら。。。



折りに触れて
この人とは
もう修復は不可能だな、と思わされます。


それでも
今は
人として最低限の思いやりと気遣いをしながら、



とりあえず家族として、
子どもたちの親として、


同じ屋根の下で過ごすしかないのです。