新年 明けまして おめでとうございます!
2008年は、いよいよ京都議定書における5年の約束期間の初年度になります。
2012年までの5年間の累計で、温室効果ガスの排出を1990年レベルの6%減するというのが、わが国のノルマです。
この達成の是非や可能性は別として、いずれしても今年からは、常に温室効果ガス(主にCO2)の排出を意識せざるを得ない時代が幕を開けたことになります。これは国や企業レベルのみならず、個人生活のレベルでも同じことです。
思い起こせば、1997年12月の京都議定書の採択時には、2008年などまだまだ先の話で現実感がありませんでしたが、いよいよその時が来ました。
このような世界的な潮流の中に生きる者として、またこの10年間をまがいなりにも省エネを「飯の種」として生きてきた者として、2008年を始めるにあたっての抱負は、このテーマと切り離すことはできません。
そこで今年は、以下の2つを目標にして、力を尽くしていきたいと思います。
第一は、「わが国は省エネ世界一」という公言に違うことのないように、個人と企業レベルで何ができるかを考え続け、そして「どんなに小さなことでも果敢に実行するぞ」という覚悟を持って日々を生きることです。そして目指すは、わが国が世界の省エネリーダーとなることです。
第二は、私のエネルギーベンチャーと格闘した10年の拙い経験と体験を最大限活用するような生き方をしていくということです。そして目指すは、わが国発で世界に通用する「エネルギーベンチャーの創出」です。これは自らの会社のみならず、他者への支援も含みます。
以上の二大目標は、京都議定書の約束期間が終わる2012年までに達成できるような簡単なことではないでしょうが、ポスト京都の動向も視野に入れながら、今後10年ぐらいのスパンで臨みたいと思っています。
2008年は、その長期計画の初年度として、まずはがむしゃらに前に進みます。
今年も、本ブログと共に、よろしくお付き合いください。
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