ヴェリア・ラボラトリーズというエネルギーベンチャーを創業して、早3年が経過し、すでに第4期目も第一コーナーから第二コーナーに差し掛かっている。
直近発表した事業計画では、第1期から第3期までの3年間を「創業期」として位置づけており、まずは事業の立上げ、一人立ちできることに注力してきた。十二分とまではいかないものの、なんとかその目標の最低限はクリアできた。
次に、すでに始まっている第4期から第6期までの3年間は、「開発期」として位置づけ、今後の大きな成長に向けた収益基盤の確立を目指して行きたい。
これからの3年は、一定のスピード感は維持しつつも、身の丈を考えつつ、焦ることなくじっくりと基盤づくりに励みたい。
現状の経営方針のキィーワードは、①中小事業所または中小企業における省エネ推進、②省エネ推進のための差別的なシステムツール開発、③上記の実績とノウハウをベースとした海外展開のための地道な実績づくり、以上の3点である。
特に、③の海外市場への進出には、何よりも差別化できる独自のシステムツールが不可欠であることから、今の統合エネルギー管理システム(EIA)のバージョンアップへの投資は、可能な範囲内で継続しなければならない。
そして、2020年までには、「エネルギーマネジメント分野のトップ企業を目指す!」という夢あるビジョンの実現に向け、頑張っていきたい。
本年もよろしくお願いします。