再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

少子化はどこが問題か?

2014-11-02 04:54:43 | チャット
少子化によって全国の自治体の半数が消滅する!
こんなショッキングな報告もあるが、果たして少子化という現象は一体どこに問題の所在があるのか。
単に出生率を今の1.4人台から2.0以上にすればいいのか。なぜそうしなくてはいけないのか?

実際には出生率が2.0では、今の人口水準を保つことはできないようで、子供の死亡率を加味すると、少なくとも2.07が必要のようである。

政府のようなお上の立場から、この少子化問題への政策や処方箋を出していくことが本当に国民は望んでいるのだろうか。
最近の若者の中には、2人以上の子供を持ちたいという願望を持った者が50%程度いるというアンケート結果があると聞いたことがあるが、これが本当であれば、そうした希望をかなえさせるように世の中を変えていくという発想がもっと必要なのではないか。
もし、そうした願望が少数派であるのであれれば、それはそれで少子化による人口減少もやむを得ないのではないか。無理矢理「産めや増やせ」はどうなのか、ましてやそれが経済成長、豊かさの維持のためなどとなると本末転倒のような気がする。

世の中の多数の人達が、特に少子化問題は、その問題の当事者でもある若者たちが本当に望んで社会とはなにかをしっかりと見極めることであろう。
そして、その望むことをできるだけ実現しやすくしていくことが政策や処方箋の本質になっていって欲しいものである。