EMS(Energy Management
System)という自動データ収集、分析装置を現場に導入すると、ここからが本格的なデータドリブン脱炭素経営がスタートする。
そこで自動的に収集される各種データ類をどう取り扱うか。
まずやるべきことは、ダッシュボード作りである。ダッシュボードとは、集まってくるデータ類をできるだけ分かり易い形で、かつ一定の間隔で視覚化された画面である。
最近では、BIツールという優れたソフトウェアが低価格で活用できる。BIとは、Business Intelligentの略であるが、もっと分かりやすく言えば、表計算ソフトのエクセルがより高度でビジュアルになったもの。
このような優れたツールを活用し、それぞれの現場で管理すべき箇所なり、プロセスを定点的かつ連続的に可視化する。
従来のように、人的な分析では決して見ることができなかった現場の実態が確認でき、そこから3Mと言われる「ムダ、ムラ、ムリ」がそれほど手間をかけずに見えてくる。
いよいよ本格的なエネルギーマネジメントの開始である。
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