営業論(1):ベンチャー企業は「ないない尽し」
今回からベンチャー企業、それも特に創業期の営業論に入る。
まず創業社長と創業メンバーが認識すべきことは何か?
信用力、組織力、そしてもちろん実績など、わが社の営業に必要な武器が何もないという現実である。
まさに「ないない尽し」の状況から、いかに受注実績を作っていくか。
どんな良い商品やサービスでも、仮にそれらの価格が安いからと言っても、そう簡単には売れるものではない。
顧客に認めてもらうためには、何が必要か、何が欠けているか、どういう戦略と戦術を立てるべきか。
この「ないない尽し」からの脱却こそが、創業社長が寝ても覚めても考え続けることである。
もちろん、商品やサービスにおいて、他社にない強みや差別化ポイントがあることが望ましいが、それらが仮にあったとしても、そう簡単に市場での認知が得られるものではない。
では、どういう手段があるのか。
次回から、自らの拙い経験をいくつかをお話ししたい。
(次回に続く)
クチコミblogランキング TREview
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます