今週20日木曜日に「省エネルギー政策小委員会」の第3回が開催されました。
私はESCO事業者を代表して、また一ESCO事業者として、15分ほどの短い時間ではありましたが、プレゼンテーションをさせていただきました。
特に力点を置いたポイントは、以下の3点です。
1.これから省エネを促進させるべき業務系施設でも、特に多店舗展開しているチェーン店の省エネ実施事例を紹介し、個別店舗では規模が小さいものの、ある程度まとめるとその省エネポテンシャルが小さくないことを主張しました。
2.化石燃料の高騰により、導入がスローダウンしている熱電併給分散型電源であるコージェネレーションシステムの高い省エネ性とCO2削減能力に関して、具体的な導入事例を基に説明し、適正な分散型電源普及促進を長期的な展望から政策誘導すべきであると主張しました。
3.健全なESCO事業者の育成のためには、公共施設(特に、国の施設)におけるESCO事業の推進を図るべきであることと、その前提として硬直化した入札制度等の業者選定の仕組みを改革することを主張しました。
こうした主張が多少なりとも、国の政策に反映され、近い将来にESCO事業から「ESCO産業」へと業界が拡大成長していくことを心より願っています。
またこの日は、午前中に株式会社ファーストエスコ(FESCO)の第11期定時株主総会の日でもあり、その総会の終了をもって、私のFESCOでの10年あまりの役員(その大半が社長として)の幕を閉じることとなりました。
今後は、FESCOファウンダー(創業者)として、FESCOのみならず、日本全体のESCO産業のさらなる発展に、微力ながら寄与していければと覚悟を新たにしております。
FESCOの社長時代同様に、引き続き変わらぬご支援ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
参考までに、当日の発表資料のデータを添付します。
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