このブログでも過去2回ほど紹介した株式会社ワイルドベアコーポレーション(WBC)が主催する「池袋ビジネススクール(IBS)」ですが、この度、新しい企画を発表しました。
私もあるご縁から個人的にこのWBCを応援しており、その応援の一環として、私が塾長となって「IBS創業塾(http://www.wildbearcorp.com/ibsesindex.htm)」なる勉強会を始めることとしたものです。
先週の9月20日にて、株式会社ファーストエスコ(FESCO)における10年間あまりの役員の任から降りました。その10年の大半は、代表取締役社長としての立場でした。10年前、まったくゼロからの日本で最初のESCO事業の創業から、創業8年後の上場達成、そして上場後の業績不振による社長退任まで、私にとっては実に波乱万丈の10年を体験させてもらいました。
もちろん、上場後の私の中期経営計画を信じて、FESCOの株主になっていただいた方々には、本当に申し訳ないという慙愧の念を持っております。この苦い思いは、これから一生背負っていくべきものだと覚悟しておりますが、ただ謝罪や反省の念を持って塞いでいるだけでは駄目だと、社長退任後萎えた気持ちを奮い立たせてもきました。
そこで行き着いた結論の一つは、苦しいながらも大変貴重な経験をさせてもらったことへ、多少なりとも恩返しをするためにも、私自身がまったく新しいことへ挑戦することではないか。そういう前向きな自分の姿を世の中に見せていくことでしか、裏切った株主の皆様への贖罪にはならないのではないかと思い至りました。かなり手前勝手な論理に聞こえるかもしれませんが、そうであればお許し願います。
今回の創業塾は、第三者に私自身の体得した経験を分かりやすく伝えるという私自身に欠けた資質を鍛えることにもなります。これは社長時代に、なかなか若手後継者を育成できなかったという反省にも基づいたものです。
この創業塾がどういう結果になるかは、今はまったく分かりませんが、まずは立ち止まらないで前に進もうと思います。
また創業塾において、まだ見ぬ受講生の皆様との邂逅を得て、私自身の10年の総括になるのではないかと密かに期待もしております。
「やってみなければ、何も生まれない」
この信念のもとに、挑戦をスタートします。
なお「IBS創業塾」の詳細については、添付の「IBS創業塾のご案内」を参照願い、ご意見等を賜れば幸甚に存じます。
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