再び原点回帰なり!

未熟なビジネスマンの心のつぶやき

超一流の仕事の流儀

2008-02-03 08:07:11 | コラム

新春1月のNHK番組「プロフェッショナル」にて、イチロー坂東玉三郎という全く違う世界に生きる超一流のプロの姿が紹介されました。

二人のプロフェッショナルに共通することで、特に感銘を受けたことがあります。

イチローは、試合のある日、球場に入る前から練習開始、試合開始に至るまで、寸分違わない形を持っているとのこと。同じことをまったく同じリズムで、ただ淡々と繰り返しながら、徐々に試合に入っていく。昨日の結果や今日の状況にまったく左右されないということに、とても驚きを感じました。

玉三郎は、「遠くを見ない。明日だけを見る」と、彼の流儀を紹介してくれました。これは特段の未来の目標を立てないで、明日の舞台のためにだけに全力を尽くすこと。初舞台から、50年が経過して到達した境地のようで、これも驚きです。

足元だけを地道に見つめ、一日一日を積み上げていくという驚くほど謙虚な心の姿勢。そうは言うものの、同時に彼らは、さらなる高みと奥深い何かを求め続けているのであり、それが超一流プロの所以でもあろう。

その何かは究極のバッティングであり、美の極致なのかもしれないが、到底凡人には計り知れない理解不能な超一流だけが感じるものなのか。

私自身は、日々のビジネスの世界で、時として単調さや物事が動かないことに、いらだちや焦りを感じることが間々あるが、これなど心の未熟さの最たるものであろう。

一流から、超一流まで、まだまだ先は遠くて高くて深いようだ。

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