池上鉄工のブログ

池上鉄工一級建築事務所

一段落したところです。

2006-06-08 11:44:24 | 鉄骨施工図作成

やっと一段落しましたので・・・・

本日は、ちょこっと溶接の話を書きたいと思います。

当社では、あまり板厚が厚い物件は扱いませんが、

一般的に、開先角度は、35度。

ルートギャップは、7ミリをとってます。

しかし、最近の板厚の厚い40ミリ程度になると、開先角度を25度にする研究が

されているみたいです。

しかし、やはり開先角度が狭くなればそれだけ溶け込み深さが浅くなるみたいです

やはり、作業効率を考えると、開先角度は狭いほうがいいのですが・・・

初層の電流が390Aくらい必要になるみたいで・・・

大きい鉄工所になると、1000トンクラスの物件がゴロゴロ。

作業効率を考えると、開先角度は狭いほうが良いこととなる

となると、機械設備から変えなくてはいけません。

また資金が流通します。

毎年国際ウエルデングショーという溶接技術や切断技術などなど・・・

さまざまな機械を展示する世界的な規模の見本市がありました。

何年か前に行った事がありますが、(そのときは大阪でありました)

日立造船に見学会に行ったことがあり、(多分、その見学会では当社が一番小さい会社)

製品の大きさにたまげた思いがあります。

超音波探傷検査器も今は、全自動が主流なんでしょう。

わたくしが、研修に行った時はまだまだ手動の探傷器が主流でした。

音の波形の調整の為に、いろんな試験片で調整してましたが・・・

今は、TOFD法という検査方法が研究開発されている。

探傷器の位置情報からと探触子の位置情報から画像化できるという優れもの。

この溶接部の検査については、これからますます発展するでしょう。

鉄骨工事、建築金物、階段工事

福岡県久留米市東合川7-13-12

有限会社 池上鉄工一級建築士事務所。