池上鉄工のブログ

池上鉄工一級建築事務所

またもやたまに更新。

2006-10-20 22:25:37 | 現場取付工事

なにかと、せわしくやってます。

先日は、建築工事業の許可が下りましたと、行政書士の方から連絡がありました。

これで、わが社も鋼構造物工事業と、建築工事業との2本立てとなりました。

しかし、なかなか建築工事業の方はまだまだ・・・・・・・

でも、一応許可が下りたのでなにか、仕事でもあればいいですけどね。

でも、建築業のほうは実力が伴ってないのでしばらくはじっくり構えたいと思います。

最近、いじめの問題が久しぶりにクローズアップされてますが・・

非常に興味深く報道やらを見ております。

なんでも、「いじめられる方にも問題がある・・・」という認識が学校関係者のなかでは

暗黙にあるそうです。

はあーーーという感じですね。

わたくしには、問題を直視しなくてどうにかして原因を外に求めているようで、あくまでも

自分たちは悪くないという態度かと思います。

時代はいろんな部分で変わってます。

多分、教職員の皆様方は、そんなところまで面倒見切れないよ・・・

「大体、いくら給料もらってやってるとおもってんの・・・まったく」

と思われることでしょう。

確かに、わたくしが高校生の頃も授業中は黒板のほうだけ見て、生徒の方をぜんぜん見

ないという先生がいました。

それは、まさしく「俺たち教員は、給料分しかやらないよ」・・・という態度が生徒の

わたくしにもひしひしと伝わってきてました。(そういえば・・・)

まーーそのうちに、「俺たちは、聖職者じゃねーー」・・なんて本がでそうで

すね。

どうも、組合の力が強い職員室ではそういう運動が盛んなようですね。(民間で言う

労働組合ですね。・・・しかも、職員室にもかなりの派閥争いがお盛んなようです)

つまり、組合の組織力が強いところは、やはりいいところではなさそうですね。

生徒のことはそっちのけで、自分たちの給料のことで頭がいっぱい。

しかし、これって(時代の変革)はなにも、教職員の世界の中だけの問題ではありません

よね。

わたくしの業界でももちろん、時代の変革は当然進んでいる。

一昔前までは、造るだけでお金になってました。

しかし、今は自分で提案力がなければ仕事はありません。

図面も自分たちで作成して、先方様に納得していただいて仕事をさせてもらってます。

もちろん、そのほかのいろんな資格や免許などがなければ現場にも入れないという

仕事以外の、条件もあります。

時代のニーズとは、日々進化して細分化されて多様化し、お客様の要望も段々と

高くなってます。

そういう時代なので、やはり学校にも今まで以上のものを求められると思います。

だから、私立の中学校なんかが増えると思う。

やっぱり、先生たちのやる気が違うのではないでしょうか。

一般の会社と同じだと思う。

自分のクラス(部署)から、ハイレベルな学校に合格者をたくさん出せば(売り上げを

伸ばせば)当然、ボーナスの査定にも響いてくる。

そりゃーーーガゼンやる気が出てくる。

しかも、その辺のやる気が生徒にも伝わる。

さすれば、そのやる気の出し方という感覚が生徒達にも浸透してきて将来の仕事にも

結びつくのではないかと思う。

学校の第三セクターも考えたらいいのではないでしょうか。

例えば、本日の3時間目は民間から講師を招き授業をしてもらう。

つまり、担任という制度をなくすことも考えられる。(担任というよりも請負制度)

一人では無理という観点からみてもいいだろう。

学校の防犯も民間の警備会社に委託する。(まーーこの辺は入札)

学校を評価するという制度がもうすぐはじまるかも知れないが、これも

学校を評価する機関を監視する機関が必要となる。

なぜなら、どの道、教職員の退官者の天下り先となるのであまり意味がないかと

思うからである。(現在の建築確認の民間委託と同じ現象となり、資本を出した会社

が当然優先されるからである、当然お金も動く)

おそらく、民間の仕事と一緒で、本来の仕事以外の仕事が増えていることは事実であろ

う。

しかし、そのことは民間の社会でも同じことです。(いや、公務員は別次元の別世界だか

らそんなの関係ないよ、だって、俺らは聖職者だぞ、次元の低い民間の社会と

同じにするな・・・・・といわれるかも知れませんが、まあ、そこをなんとかお願いしますよ

ここは、甘んじて、次元の低い民間社会まで目線を下げてくださいまし)

仕事以外の仕事が増えても、民間の会社は売り上げを上げてます。

それは、なぜか・・・・・努力しているからなのですよ。

教職員の方々が努力してないとは言いません。

でも、時代のニーズにあった努力をすべきです。

つまり、こうなる。

会社から、仕事以外の仕事的なことを要求される。

              ↓(この時点で、親たちはかなりの疑問とストレスを感じる)

親たちは、それが当たり前と思いこんで、その感覚を学校に当てはめる。

              ↓(この時点で、子供たちや先生にも同じストレスを与えようとする

学校は、その要求に応えようと、学校なりに考えるが、時代錯誤なことを考える

しかし、なかなか親たちとの感覚のギャップが埋まらない)

やはり、事の発端は、親たちなのです、自分で自分の首絞めているに過ぎないような

気がします。

自分たちで、厳しいルールを作って、結局自分もそのルールに縛られて

にっちさっちも行かなくなっている。

実は、これは自分たちの業界から学んだことで、認定工場制度というものがあり

鉄工業界で、そういう制度を作ったもんだから、それにのっとってやってるもんだから

どこの鉄工所もがんじがらめです。

つまり、自由な発想ができなくなってきているということですね。

講習会やら、資格やらをみんな同じ知識しか持ち合わせてないものだから

値段のたたきあいなります。

では、なぜ今、ここまで教育問題がとりだたされるかのか・・・

それは、一言、新聞や雑誌が売れるからですよ。

みんなが興味があれば売れますからね。