池上鉄工のブログ

池上鉄工一級建築事務所

来年に向けて。

2006-12-28 21:42:21 | 我思うに

本日は、年末特有の雑工事などを全て終えて、来年に向けての準備期間にはいります。

今年は、一歩前に進めたような気がする。

なにが進んだかというと・・・・いろんな組み合わせでの仕事ができたことではないだろうか

それは、人との組み合わせであったり、異業種とのコラボであったりと形はないが

今までとの、自分業界以外での仕事にかかわりあえた事だろうか。

すると、自分業界での常識が他業界での非常識であったりする。

つまり、外からみた自分業界がみえるわけである。

これは、実に貴重な経験ではないかと思う

今日、焼付けのサンプルをお願いしに塗装屋さんに行ってみた。

そこで、いろんなことを話をしていて、社員について・・・話し合ってみた

そこで、社員さんにあまり仕事の事で悩んだり(別に人間関係とかではなく、仕事についてである)

する時間は、考え事をする時間はお金にならないということである。

「なるほど・・・という感じである」・・・・・

アイデアを出すというのと、考え込むというのは違うわけである。

大体、アイデアとは、瞬時に生まれるものである

もちろん、それには助走が必要であるが、それは他でも考える事はできる。(通勤中とか

昼休みとか・・・)

アイデアは、積み重ねの賜物である、そして、ある日突然閃く。

自分でもよくある経験である。常に疑問に思いいろんなパターンを想定して積み重ねる。

そうしたら、いつの日か点と点が線としてつながる。

しかし、その都度考え込んでいたら、仕事はストップして前には進まない。

まあーー考える事は必要であるが、考え込んでしまったらあまり考える意味がない。

人それぞれ、専門分野で仕事をしているのである。

さすれば、当然時間との戦いである、(時間や予算が無限にあるわけではない)

だから、そこの社長さんは設備に投資をするという

つまり、社員に考え込ませないという(くどいようだが考えることは良い事です)

いかに、効率よく作業をしてもらい、考え込む時間を短縮する

どうも、自分業界では考え込むという体質がある、しかもそれがお金になってない

という現実がある(慣れてしまっている・・・・お金にならないことがわかっていてもまたそこで考え込む)

建築では、形がない状況から、形を作りだす。

確かに、そう考えると、考え込む時間が多いような気がする

しかし、実はそこではまったくお金になってないのである。

図面という形で、成果品ができてそこで初めてお金になろうかとしている(お金になるかど

うかこの時点では未知数)

来年は、もっと異業種の人たちと仕事をしてみたい。

それは、自業界の未来の為に。