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車と船で北海道へ! ~新日本海フェリー編~

2007年10月08日 | いろんなお話

          「はまなす」から見た「あかしあ」

実家のある長崎県諫早市から高速道路を走ること約10時間。途中いくつかのサービスエリアに立ち寄りながら、およそ800kmの距離を父と交代で200kmずつ運転し、あたりもすっかり暗くなった夜8時半頃、京都にある舞鶴港に到着しました

          

ここで早めに乗船手続きを済ませ、中のロビーで乗船改札が始まる23時30分までひと休み。出港は0時45分なので、あんまり早く港に着いちゃうと時間をもてあましちゃうんですよね~

          

        

乗船改札を済ませ船に乗り込むと、まずフロントで部屋の鍵を受け取ります。私と母が泊まった二人部屋の等客室(洋間)は、ベッドが二つに洗面所やテレビもあり、20時間の船旅もかなり快適に過ごすことができます。しかもこの舞鶴~小樽航路のフェリー「はまなす」と「あかしあ」は3年ほど前に作られた新造船なので、まだどこもかしこもピッカピカ!ヘタなビジネスホテルよりきれいです。ちなみに父は車両乗船券に付いてくる2等客室でご就寝。一部屋12人くらいで雑魚寝だったそうです。パパさん、ごめんね~

        

          

船の中には売店やレストランはもちろん、海の見える大浴場もあり、コンファレンスルームでは一日3回映画の上映も行われます。今回は夏休み期間中だったせいか、子ども向けのものが多かったようです。

          

船の先頭にあるフォワードサロンは、誰でも自由に出入りすることができ、ここでは日本海を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

また天気のよいときは、日本海の真ん中で交互運航している船(この時は「はまなす」に乗っていたので、写真に写っているのは「あかしあ」)とすれ違う瞬間を見ることができます。双方の船が次第に近づいてくる様子は一見の価値あり!すれ違う前にちゃんと放送が流れるので、見逃すこともありません。

レストランはバイキング方式になっていて、自分の食べたいおかずを選ぶことができます。味は悪くありませんが、値段はちょっと高めなので、食事にお金をかけたくない人は船に乗る前に食料を調達することをおススメします。

          

レストランの奥にはステキな展望デッキがあり、天気が良い時に限り開放されています。ここは唯一外に出て海風を感じることができる場所で、夕方には日本海に沈む夕日も眺めることができますよ。

                 

          

往きは台風の後だったので空は曇っていましたが、帰りはとってもきれいな夕焼けを見ることができました 20時間の長い船旅とはいえ、夜中に出港するので約半分は寝てますし、起きている間はゆっくりお風呂に入ったり、海を眺めたり、テレビを見たりしていれば、そんなに長く感じることもありません。17000トンという大きな船なので、揺れも少なく、船に弱い人でも安心して船旅を楽しむことができます。時間に余裕があるときはこんな船旅もいいと思いませんか?おススメですよ~

もっと詳しく知りたいからはコチラのHPをご覧くださいませ!→『新日本海フェリー』

小樽・ニセコ編に続く