香雪園の中にある書院造の園亭
皆さんにはいとこが何人いますか?
私のいとこはたった3人しかいません。というのも、父には妹が、母には姉がそれぞれ一人ずつしかいないので、必然的にいとこが少ないのです。おもしろいのは、その3人のいとこ達は北海道出身の母方のいとこではなく、長崎出身の父方のいとこであるということ。つまり、父は北海道からお嫁さんをもらいましたが、父の妹は北海道にお嫁に行ったというわけです。いわば「トレード婚」とでもいいましょうか(笑)。同じ国内ではあるけれど、気候も風土も全く違う場所にたった一人でお嫁に行くなんて、2人ともよく決心したなぁ~ 大人になってから聞いた話ですが、やはり当初はいろいろと苦労もあったようです。
いとこの話に戻りますが、私のいとこは三姉妹で、年はちょうど同じくらい。長女以外は今も生まれ育った北海道に住んでいます。ご存知の通り、長崎と北海道ではかなり距離があるので、この30年間で会った回数はおそらく指で数える程度。会ったとしても両親と一緒だったりするので、これまでいとこ同士でゆっくり話をする機会というのは皆無でした。
というわけで!!
今回はいとこ同士水入らずで、三人だけでドライブに行ってきました~
いとこ達が最初に連れて行ってくれたのは、牧場の中にある『函館牛乳アイス118』というソフトクリーム屋さん 濃厚なクリームがとーっても美味でした。写真の中の牛はパフォーマンスで時々放たれているとのこと。普段は牧草しか見れないんですって。運がよかったんだなぁ
次に訪れたのは、明治31年に郷土の富豪であった岩船氏が私財を投じて建設し、後に函館市に寄付した『香雪園(こうせつえん)』。当時の知恩院貫主によって「雪の中に梅香る園」という意味を込めて名付けられ、「旧岩船氏庭園」とも呼ばれているのだそうです。
「庭園」というよりはむしろ緑あふれる「公園」という印象が強い香雪園の敷地内には、広場や遊具なども整備されていて、子どもを連れて散歩をするにはとても環境のよい場所です。
訪れたのは8月初旬でしたが、原種に近いと思われる淡い色のアジサイの花が見ごろを迎えていました 長崎では見たことのない品種です
木々の奥にひっそりと佇む書院造の園亭を発見!中は広い茶室になっていました。庭の池には水がなく、ちょっぴり寂しい印象を受けます。園亭の中は無料で見学することができ、昔のお手洗いなどもそのまま再現されていて、昔の人が生活していた様子を垣間見ることができますよ。
三人で今までしたことのなかったいろんな話をしながら、広~い園内を散歩していると、ずっと雲に覆われていた空から日が差してきました!やっと青空が見えたぞ~
いとこ達の話によると、秋の香雪園は紅葉がとてもきれいなのだそうです。ちょうど今頃、明るい緑色だった木々の葉が、赤や黄色に色付いているかもしれません。次回はぜひ秋の香雪園を訪れてみたいと思います!
後編に続きます