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車と船で北海道へ! ~いとこ達との再会 後編~

2007年10月26日 | いろんなお話

              akiちゃんが描いたカンボジアの子どもたち

久々に再会したいとこ達は、実は「難聴」という障害を持っています。

              

2人は補聴器を付けないとほとんど音が聞こえません。次女のharuちゃんは補聴器があればだいたいの音を認識することができますが、三女のakiちゃんは補聴器を付け、さらに口の動きを見ることで、相手が何を言っているのかを認識しています。

                 

幼い頃はそのことに全く気が付きませんでした。物心ついてから2人が難聴であることを知りましたが、それからいとこ達と会ったとしても、その話題に触れることはありませんでした。私はただそのことを意識しながら、いつもより口の動きを大きくし、少し大きな声で、いつもよりゆっくり話すようになっていました。

                 

そして今回、3人でドライブに出かけることで、今まで触れてこなかった「難聴」という障害について、初めて話をすることができました。表には見えにくい障害を持っていることで周りの人たちから誤解を受けたこと、言葉を発するまでにどれほどの苦労があったかということ、補聴器をしていても高い音は聞こえにくいということ、大きな声で話されると逆に音が響きすぎて驚くことがあるということ。

          

知らないことがたくさんありました。努力をしなくても耳が聞こえる私には経験したことのないことばかりでした。

          

でもお互いに共感できることもありました。それは、人と違うことを受け入れられずにとても苦しんだ時期があったということ。そして、ありのままの自分を受け入れることができるようになったとき、気持ちがとても楽になったということ。それを聞いたときに思ったんです。「私も一緒だ!」って。

          

誰もが自分にコンプレックスを持ったり、他の人ができることができない自分が嫌いになってしまうことってあると思うんです。私達にもそれぞれそんな時期がありました。だけど、「これが私なんだ」って自分で自分を認めることができるようになったとき、目の前が急にパッと開けて、何に対してもネガティブだった自分が、物事をポジティブに考えられるようになったのです。

                 

「年を重ねたからこそ、それが分かるようになったのかも知れないね!」

「そうかもしれないね~(笑)」

30年という年月は、私達に様々な経験と成長をもたらしてくれていました。

これまでなんとなく触れてはいけない話題だと思っていたけど、お互いにありのままの自分をさらけ出せたことで、私達の間の距離がぐっと近くなったような、そんな感じがしました。3人でドライブに行って本当によかった!やっぱり会話することって大切ですよね 

この場を借りて2人の作品をちょっとだけ紹介させてください

haruちゃんは鹿児島から取り寄せた大島紬の機織機で織物を織っています。烏賊墨染め(←函館限定!!)で染めた布を細く裂き、それを織り込んで作ったコースターは、金森赤レンガ倉庫にある『シングラーズ』というお店で販売されています。

           

一方akiちゃんの方は、宣教師たちと一緒にインドやカンボジアを訪れ、そこに生きる人々の姿を描き、ポストカードにして喫茶店などで販売しています。もし函館を訪れたときに2人の作品を見かけたら手にとってご覧になってみてください。よろしくお願いします!! 

北海道の旅も次回いよいよ最終回!長すぎてごめんなさいっ