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徒然なるままに その45

ただ、当時のインド社会において、
カーストの身分制度や それに伴う男尊女卑、女性蔑視の社会において

ブッダは いろいろな規制を設けたにせよ、
女性の出家を認めた事
女性の成道を約束した事は、

当時としては 絶対に有り得ない程 画期的な事だったんです。

この事は、忘れないでください。






話は飛躍してしまいますが、
こういった 芯からの仏教の平等主義は、
インドに仏教を根付かせなかった原因になります。

つまり、徹底的に平等を主張しようとすれば、
カースト制度を否定しなければならない。

カースト制の全否定は、
それを社会基準としているインドという国に
仏教が存在し続ける事ができなかった要因である

という意味です。


仏教が インドで滅んだのは、
イスラム勢力の侵攻によるものだけではないという事です。






また、この事は、逆に 
仏教が世界の三大宗教のひとつになった要因なんです。

仏教徒よりヒンドゥー教徒の信者の方が 
はるかに多いんですが、

インド地域の儀礼の上に成り立っていたヒンドゥー教は 
地域宗教から抜け出せず、世界宗教になれなかった。



世界中どこへ行っても通じる、
理論的で平和な教えである仏教が
世界三大宗教のひとつに選ばれた
んです。

しかも、この選出理由は、
キリスト教やイスラム教とは違っていたわけで、

その仏教思想が、
地球再生・世界平和・現代人の心の平安って事で、

現在、世界で最も注目されてい


仏教、超スゴイ」です。



詳しくは 別の機会に という事で 誤魔化しときます。






今日は、ここまで!


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