埼玉県深谷市にある
吉祥寺の住職のブログ
イチョウの下のよもやま話
徒然なるままに 資料(8)三十二相八十種好
仏典によれば、
ブッダをはじめ、修行を完成して悟りを開いた者は、
独特の身体的特徴を備えているといいます。
それが「如来の三十二相八十種好」です。
(さんじゅうにそう・はちじっしゅごう)
見てすぐに分かる「三十二相」と、
微細な特徴である「八十種好」を併せたものです。
三十二相
1、足下安平立相(そくげあんぴょうりゅうそう)
足の裏と大地が、すき間なく密着している。
つまり、偏平足なんです。
2、足下二輪相(そくげにりんそう)
足の裏に 法輪(仏教の教義のシンボル)の相がある。
もしかして、魚の目?
3、長指相(ちょうしそう)
手の指(一説には手足の指)が ほっそりして長い。
4、足跟広平相(そくげんこうびょうそう)
かかとが広く平らかである。
5、手足指縵網相(しゅそくしまんもうそう)
手足の指の間に、水かきのような金色の膜がある。
仏像をよく見ると 確かに、水かきがついています。
6、手足柔軟相(しゅそくにゅうなんそう)
手足が柔らかく、色つやがよい。
7、足趺高満相(そくふこうまんそう)
足の甲が、亀の甲のように厚く盛り上がっている。
8、伊泥延腨相(いでいえんせんそう)
膝から下が、鹿王のように繊細な形をしている。
9、正立手摩膝相(しょうりゅうしゅましっそう)
立ったとき、両手が膝をこするほどの長さである。
今度、仏像を拝む機会があったら、よく見て下さい。
10、陰蔵相(おんぞうそう)
男性器が(馬のように)体内に収められている。
11、身広長等相(しんこうじょうとうそう)
両手を左右に広げた長さと、身長とが等しい。
手が長すぎて、バランスはかなり変ですね。
12、毛上向相(もうじょうこうそう)
毛髪や体毛が上になびき、右巻きで、紺青色である。
13、 一一孔一毛相(いちいちくいちもうそう)
毛穴に一本ずつ毛が生え、香気を放ち、輝いている。
14、金色相(こんじきそう)
身体が黄金色に輝いている。
15、丈光相(じょうこうそう)
身体から、一丈の幅の光が四方に放たれている。
つまり、後光(ごこう)の事ですね。(=後光が射す)
仏像の光背(こうはい)は、これを表しています。
16、細薄皮相(さいはくひそう)
皮膚が薄く滑らかで、塵垢不浄をとどめない。
今日は、ここまで!
まだまだ続きます!
ブッダをはじめ、修行を完成して悟りを開いた者は、
独特の身体的特徴を備えているといいます。
それが「如来の三十二相八十種好」です。
(さんじゅうにそう・はちじっしゅごう)
見てすぐに分かる「三十二相」と、
微細な特徴である「八十種好」を併せたものです。
三十二相
1、足下安平立相(そくげあんぴょうりゅうそう)
足の裏と大地が、すき間なく密着している。
つまり、偏平足なんです。
2、足下二輪相(そくげにりんそう)
足の裏に 法輪(仏教の教義のシンボル)の相がある。
もしかして、魚の目?
3、長指相(ちょうしそう)
手の指(一説には手足の指)が ほっそりして長い。
4、足跟広平相(そくげんこうびょうそう)
かかとが広く平らかである。
5、手足指縵網相(しゅそくしまんもうそう)
手足の指の間に、水かきのような金色の膜がある。
仏像をよく見ると 確かに、水かきがついています。
6、手足柔軟相(しゅそくにゅうなんそう)
手足が柔らかく、色つやがよい。
7、足趺高満相(そくふこうまんそう)
足の甲が、亀の甲のように厚く盛り上がっている。
8、伊泥延腨相(いでいえんせんそう)
膝から下が、鹿王のように繊細な形をしている。
9、正立手摩膝相(しょうりゅうしゅましっそう)
立ったとき、両手が膝をこするほどの長さである。
今度、仏像を拝む機会があったら、よく見て下さい。
10、陰蔵相(おんぞうそう)
男性器が(馬のように)体内に収められている。
11、身広長等相(しんこうじょうとうそう)
両手を左右に広げた長さと、身長とが等しい。
手が長すぎて、バランスはかなり変ですね。
12、毛上向相(もうじょうこうそう)
毛髪や体毛が上になびき、右巻きで、紺青色である。
13、 一一孔一毛相(いちいちくいちもうそう)
毛穴に一本ずつ毛が生え、香気を放ち、輝いている。
14、金色相(こんじきそう)
身体が黄金色に輝いている。
15、丈光相(じょうこうそう)
身体から、一丈の幅の光が四方に放たれている。
つまり、後光(ごこう)の事ですね。(=後光が射す)
仏像の光背(こうはい)は、これを表しています。
16、細薄皮相(さいはくひそう)
皮膚が薄く滑らかで、塵垢不浄をとどめない。
今日は、ここまで!
まだまだ続きます!
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