今日から弥生
今朝の道新 佐々木 信恵氏の朝の食卓を読み
ただただ感動
アジアゾウが、かつて札幌の個人宅で飼われていたことを
ご存じだろうか。
飼い主は、真駒内に住む剥製職人の信田修治郎氏。
1968年、北大に標本を納める目的で引き取ったのが、二歳の
子ゾウ花子だった。
花子は越冬中「くる病」にかかり足が湾曲して立つこともできず
安楽死を待つだけの身だった。
信田氏は「生きたい」と訴える花子の瞳を見た瞬間、病気を治して
やろうと決意した。
信田氏は仕事を辞め、私財もなげうち、同じ部屋で寝起きしながら
献身的に介護をし、その生活は17年もの長きにわたった。
晩年は気候の温暖な南米に移住して、穏やかに死ぬのを見届けた。
寿命が60年というアジアゾウの中で、19歳の生涯は常に病との闘い
だった。しかし、獣医にも見放された病身の自分を支えてくれるた
った一人の人間との出会いは、花子にとって長寿にも勝る宝物だっ
たに違いない。
とってもいいお話ですネ
今朝の道新 佐々木 信恵氏の朝の食卓を読み
ただただ感動
アジアゾウが、かつて札幌の個人宅で飼われていたことを
ご存じだろうか。
飼い主は、真駒内に住む剥製職人の信田修治郎氏。
1968年、北大に標本を納める目的で引き取ったのが、二歳の
子ゾウ花子だった。
花子は越冬中「くる病」にかかり足が湾曲して立つこともできず
安楽死を待つだけの身だった。
信田氏は「生きたい」と訴える花子の瞳を見た瞬間、病気を治して
やろうと決意した。
信田氏は仕事を辞め、私財もなげうち、同じ部屋で寝起きしながら
献身的に介護をし、その生活は17年もの長きにわたった。
晩年は気候の温暖な南米に移住して、穏やかに死ぬのを見届けた。
寿命が60年というアジアゾウの中で、19歳の生涯は常に病との闘い
だった。しかし、獣医にも見放された病身の自分を支えてくれるた
った一人の人間との出会いは、花子にとって長寿にも勝る宝物だっ
たに違いない。
とってもいいお話ですネ